発作で記憶が抜けているから、お金も時間も知らぬ間になくなっている
気づいたら「財布からお金がなくなっている!」となっていました。
「あれだけあったのに!どこかでお釣りを間違えられたのかな…」と他人のせいにして不安になる。
そう、お金を使った記憶がなくなっているんです。
自分の頭の中の計算では〇〇円残っているはずなのに、なんでそれよりも少ないの!と頭が真っ白になります。
ある時は、「今日は嫌なことがあったから、ちょっとぐらいいいよね…」と思って、コンビニやスーパーにで予定していた3倍の金額の食料を大量に購入してしまっています。
でも、その時は「食べなきゃ気持ちが収まらない!」と思っているで、「買わないと死ぬ!」の勢いで欲しいものを全部買ってしまいます。
家に帰ってすべて食べ終わった後に、「なんでこんなムダ遣い…太っちゃう…」と真っ青になって眠れなくなるのです。
そんな時に、家計簿をつけ始めました。
すると、案外お金を使っていないことが分かったんです。
脳内では「こんなにムダ遣いして!」という恐怖でいっぱいで、もっともっと支出を減らさないと!と必死なのですが、家計簿をつけてきちんと数字で出してみると、「あれ?これだけしか使ってないの?」と拍子抜け。
それでも、家計簿をつけなくなると自制心が利かなくなって、「欲しい!」と思ったものをどんどん買ってしまって、「思ったよりも使ってしまった!」となることも多くありました。
最近、【早すぎる毎日を遅くするスクリプト】を書きました。

実はこれを書いた翌朝、脳内で計算できるようになってたんです!
じゃあ、今まで暗算できてなかったんかい!という話ですが(笑)
なんだろう、今までは脳内で暗算して収入と支出のバランスを考えたり、今月の収入の予想をしたり、今週の支出の予定を立てたりするのがものすごく億劫だったんです。
計算が得意な人は収入が高いだったか成功するだったか忘れましたが、一時はそれを信じて暗算に強くなるための本を買い込んだり(まだ読んでない)、計算アプリを毎日したりしていました。
だけど、数字を見ると頭がぼや~っと働かなくなるんですよね。
数年前にある検査をした時も、計算するのではなくてただ言われた数字を暗記するだけだったのに、「数字」というだけで頭に靄がかかったようになってしまって認知機能がガタ落ちしてしまいました。
どんだけ数字嫌いやねん!って自分でも思います。
数字アレルギー?
というか、算数障害なんでしょうね。
算数障害の遺伝子コードも、今までめちゃくちゃ唱えてきたはずなんですけど…。
で、数字を見ると脳が停止する私だったので、何かを買う時はいつもざっくり計算。
誰かと出かけた時も「ざっくり自分が多めに払う」みたいな感じだったんですよ。
それが、【早すぎる毎日を遅くするスクリプト】を読んだら、なぜか脳内できちんと計算できるようになってたんです!
っていうか、それまで自分が計算できていないことに気づいていなかった(笑)
数字が出てくるとすぐに「分かんな~い!」とカマトトぶって拒否反応を起こしていたであろう私の脳は、あのスクリプトを書いた翌日に「恐らく来月の支出はこれぐらいで、固定費はこれぐらい。だから変動費をこれぐらいにする」とテキパキと正確に暗算していました。
脳内でするする計算できて初めて、できなかった自分に気づきます…(´;ω;`)
だけど、私はあのスクリプトを「最近、毎日過ぎるの早すぎるんだよなあ~もうちょっと1日1日がゆっくり通り過ぎていったらいいのになあ~」と思いながら書いたので、「なんで数字の苦手意識なくなってんねん!」とツッコミたい。
なので、「計算ができなくてどんぶり勘定」と「気づいたらあっという間に月日が経っている」の共通点は、“発作で記憶が飛んでいる”だと仮説を立てました。
ちなみに私は時間間隔がズレている人間だったのですが、それはいつの間にか治っていたので、ADHD系・小脳系とは違うのかも?と考える。
たまたま今、再読しているのが大嶋先生の【あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!】。
「毎日が過ぎるのが早いと感じるのは、実は記憶が抜け落ちているから?」とすると、「それってお金を使った記憶がないのになくなっているのと同じやん!」と気づきます。
以前、GABRA1の還元を唱えるとケアレスミスしなくなった!という話を書いていました。

あの時はまだ半信半疑だったのですが、今回催眠スクリプトで暗算が苦じゃなくなった!となった時に、やっぱそうやん!と思ったんです。
私は「お金を使う」で発作を起こして記憶が飛んでいたから、1日1日の積み重ねがなくて、お金を使った記憶と一緒にその日を過ごした記憶も消え去ってしまっていた。
だから、「もうこんなに日にちが進んでいるの!?」とタイムワープしたような気分になっていたのかもしれません。
こっわー!!
ちなみに、数字への苦手意識がなくなってから、たしかにちょっと毎日が遅くなりました(笑)
そして、暗算するのを「楽しい!」と思っている自分がいます。
いや~、C9orf72とかMAPTとか唱えまくって、「ちょっと算数障害治った気がする!」と思っていたのですが、あれはまだ本来の自分の本気じゃなかった…。
本来の自分の能力はもっとすごいのか!と自分で驚きました。
そういえば、小学校とか中学校の時は算数や因数分解大好きだったのに、いつから数字が苦手になったんだろうって思ってたんですよね。
私にはてんかんの遺伝子コードがとくによく効きます。
幼少期からずっとてんかんの治療のようなことをしていたので、きっとナラティブでてんかん持ちなんだと思います。
(お医者さんからは、結局てんかんじゃなかったです!と言われていますが、長年薬を飲んでいました)
てんかんの代表的な遺伝子コードと言えば、Gabarg2とGABARA。
ともにミオクローヌスてんかんに関係する遺伝子です。
今回【あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!】を再読するまで気づかなかったのですが、仕事のストレスがものすごくて毎日怒りと不安と罪悪感でまみれていた時、よく足を攣っていました。
足を攣った時にはPARP1の還元!と唱えていたのですが、どうりであんまり効かなかったわけです(笑)
GABRA1の還元で、発作と緊張をオフにした方が良かったのかもしれません。
(散歩している時とか座っている時とか、寝ている時とか寝起きとか、それはもう頻繁に足を攣っていました)
私が幼少期、ことあるごとにてんかんのような発作を起こしていたのは、家庭内が緊張でピリピリしていたからだと思っています。
同居していた祖父は常に怒鳴っている人。
何もしていなくてもでかい声で罵声を浴びせられていました。
だから、脳内で電気発射が頻繁に起こっていた。
下品で恥ずかしい存在だと思っていた祖父と父親、そして助けてくれない家族を心底軽蔑していた私は、大嶋メソッドに出会うまで誰のことも「尊敬できない!」と思っていた。
なので、特徴的な遺伝子がバリバリにオンになっていたはず。
そんな私が高校生の時、「何かを成し遂げないと!早く何者かにならないと!」という焦燥感がものすごくあったのに、身体が怠くて何もできず毎日寝転んで過ごして、家族に当たり散らしていました。
あれも発作だったんです、きっと。
いやはや、思ってたのと違う効き方しましたが、だから催眠って面白い!
無意識って、意識で判断していることを軽々と越えていきますね~!
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瞬間的で爆発的な怒りは「私の力じゃコントロールできない!」という恐怖から?
【あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!】の話が出てきたので、せっかくなのでもう1つネタを。
“発作”と言えば「コントロールできない」。
なんとかしようともがけばもがくほど、どんどん破壊的人格になっちゃう。
この本のてんかんの遺伝子のところを読んでいる時に、ふと「コントロールできない!と思っているから、腹が立つんだな」と頭に浮かんできました。
以前の私は、何にでも怒りまくっていました。
何をされてもイラッ!としてしまう。
GABRG2がオンになっていたからかもしれませんが、人に親切にされても優しくされても「私のことわかってない!」と思ってしまって、イライラが止まらない。
集中している時に電話やメールがくるとイラッ!
読んだ文面に必ずイラッ!
相手の些細な言葉尻にイラッ!
自分でも「なんでこんなことでイライラするの?」と疑問に思うけれど、怒りは瞬間的に最高潮に達してその日1日中収まらない。
だから、電話を取るのもメールを見るのも、人と会うのもものすごく億劫でした。
だって、必ず嫌な思いするんだもん!
今はかなり穏かになりまして、そんな常にイラついているわけではありませんが、もしかしたら私は「この人をコントロールできない!」と思ってしまっていたから、瞬間的に怒りが爆発していたのかもしれません。
「この状況を私の力ではどうにもできない」とか「この人には何を言ってもダメだ」とか、そんな思考が瞬時に私の脳内を占めていたから、相手の話を聞く前に「私の邪魔をしないで!私を不快にしないで!」と怒りで自分をコントロールできない状態になってしまっていたようです。
占いやカウンセリングの仕事をしていると、相手が思っていることは私が想像していることとはまったく違うこと、私が思ってもいないことを語ってくださるので、自分の常識って本当に当てにならないなあと実感します。
なので、自分の意識がどれだけ当てにならないかを経験して、イラッとしても「私が想像している状況とは違うかも?」と立ち止まって冷静になれるようになったんです。
それでも、トラウマ治療が進んでいって、今まで抑圧してきた怒りを自覚した時に「怒りの止め方が分からない!」となってしまい、長年すご~く怖い人になっていたと思います。
そんな方には、先日『心の栄養読書会』の課題本だったアダム・グラントさんの【GIVE&TAKE】がオススメかも!
私は、もしかしたら過去に自己犠牲のギバーとしてずっとやってきたからなのか、「人って搾取してくる!」という怒りが強烈にあったのでしょう。
しかし、「他人に優しくするのと、自分を犠牲にするのは違うこと」とこの本の中では書かれています。
また改めてレビュー書きます。
読んで人生が変わった1冊です。今年のベスト本入りです。
もう、人に怒りや恐怖を感じる必要はないのかもしれません。
私はすでに自分で自分をコントロールできるし、今私のまわりにいてくれる人たちは、私が何か言ったらちゃんと聞いてくれる人たちばかりです。
「ここから逃げられない!」と怖がる必要はもうないから、怒らなくても大丈夫なんですよね。
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