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怒りを抑えても怒りは止まらない。

ひとりごと
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「怒りを抑えよう!」と思っていても、その怒りはなかなか治まらず、自分の中でずーっとくすぶっていたりします。

なぜ「怒りを抑えよう!」と思うのかと言うと、やっぱり人に「よく思われたいとか、自分が怒っていてもロクなことが起こらないことを知っているからかもしれません。

じゃあ、なぜ自分が怒るとロクなことが起こらないのかというと、そこには「人に怒られて嫌だなあ」とか「怒ってる人を悪く言う人がいるから」とか、そんなことがあるのかもしれません。

だから、「人に怒るのが怖い」。

だって、「怒ってる人」って良いイメージがないですもんね。

だからか、知らず知らずの内に「怒らないこと」を選択して、自分の中で消化しようとすると、なかなか怒りを感じている相手のことが脳内から消えないわけなんです。

だって、何にも解決してないから。


怒りを放置しておいて、どんどん薄れていくと良いのですが、トラウマがある人の怒りというのは、後から「うわー!」と大きくなっていくこともあります。


たとえば、職場で嫌なことを言われた時に、「でも、相手にも事情があるんだろうから、反論しないでおこう」と自分の気持ちを抑え込みます。

すると、家に帰ってから「なんで自分はあの時あいつに言い返さなかったんだ!」とか「あいつ私のことバカにしやがって!」と怒りが時間差で急激に大きくなって、止まらなくなってしまいます。

これは大嶋信頼先生の『それってあなたのトラウマちゃんのせいかも?』に詳しく解説があるのですが、トラウマの人の怒りといのはタイムラグが生じてしまって、その場で適切に怒りの感情を出せなかったりします。

そうすると、どんどん未消化の怒りが蓄積していって、怒りから解放されるどころか怒りが大きく膨らんでいってしまうのですね。

元の怒りを感じた出来事から芋づる式にどんどんどんどん嫌なことを思い出していって、惨めな気持ちになってしまったり、嫌な人の言葉が頭から離れなくなっていってしまいます。

そんな時にオススメなのが、遺伝子コードだと「PYY」と「GSTM1」ですね!

PYYはしがらみカットの遺伝子コードで、唱えていると頭をグルグル回っていた人との脳内ネットワークが切れて、頭がスッキリしてきます。

GSTM1は毒素を排出してくれる遺伝子コードで、怒りや焦りの感情を他人から垂れ流されてしんどくなっている時に唱えると、自分の中の誰かの毒素が排出されてスッキリ爽やかな気分になれます。

唱える時は必ず「PYYの還元」「GSTM1の還元」と、後ろに還元(かんげん)という言葉をつけて唱えてみてください。

だらだら唱えることによって、心や体に変化が起きるかもしれないというのが、大嶋信頼先生が提唱されている遺伝子コード(呪文)です。

つまり、怒りやその他の不快な感情というのは、目に見えない“脳のネットワーク”を伝って、私たちは人と人とが影響を及ぼし合っていきているので、そうやって他人からの影響を知らない間に受け取ってしまっているということなのです。

“脳のネットワーク”というのは、たとえば「緊張している人のそばにいると自分も緊張する!」というのがそれですね。

他人から受け取った不快な感情を「自分のもの!」として処理しようとすると、それは本来自分のものではないものなので、処理できない状態なんですね。

だから、怒りや不快な感情が自分の中からなかなか消えない時は、自分でがんばって何とか怒りを消そうとするのではなく、人の脳から伝わってきた「誰か他の人の怒り」だと思って、“脳のネットワーク”を通じて相手にお返しします。

本来の持ち主にしか、その怒りは消せないんです。


だから、もし今あなたに何か不快な感情や消えない怒りがあったら、心に問いかけてみて「心よ、私と心の間に邪魔はありますか?」「心よ、この不快な感情は誰のものですか?」と聞いた時に浮かんできた人に、「心よ、この不快な感覚をこの人にお返ししてください」と問いかけてみてください。


これで気持ちがスッキリとしたら、元々不快な感情を持っていたのは“その人”だということなのです。

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