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【過去作】コラムを書きたい②

催眠スクリプト
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2019年8月30日に書いた催眠スクリプトです。
これは私がコラムを書かなきゃいけないのに、何を書いても批判されそうで怖くなって、何も書けなくなっていた時に書いたスクリプトです。

遊郭が目の前にそびえ立っている。
そういう時代に生まれていないので、もちろん私は遊郭など見たことがない。
目の前にそびえ立っている遊郭からは、楽器の音色や人々の揚々とした声が聞こえてきます。
私はこの遊郭の玄関前に真っ直ぐ立ったまま、遊郭を見上げるのです。
豪華で煌びやかな装飾の屋根に、鉄格子のようなものがついた窓。

中で働いてる人々は息苦しくないのかなあ、と心配ではない心配をします。

一頭の馬が手網をつけて、遊郭の脇から出てきました。
軽快な音を立てて私の横を通り過ぎようとしていきます。
口についた黒いベルトのようなもので、遊郭の小型版のような小屋を引っ張っています。
金色の壁と黒い屋根でできており、中に誰が乗っているのかは全く見えません。
誰が乗っているのかは気にはならないけれど、この馬車の行先にはちょっと興味があります。
興味深そうに馬車を眺めていると、小屋を引っ張って歩いている馬と目が合いました。
黒いつぶらな瞳が真っ直ぐこちらを見つめてきます。
馬は自分の歩くペースに合わせて、フー!フー!と鼻息を吐いては蹄を鳴らしています。
私に何かを気づいてほしいのか、馬は何事かを鼻息でアピールしてきているような気がします。
ただ馬の言葉はわからないので、そのままお互いすれ違っていき、何事も始まることはありませんでした。
ガタゴトと馬車は私の右側を通り過ぎていき、少しの風を残して、また遊郭のガヤガヤだけがここに残りました。
一体中は何が起こっているのだろう。
楽しいのだろうか?
窓からチラッと見えるのは、頭にハチマキを巻いた法被姿の男性です。
踊るように桶を振り回しており、今日はお祭りなのかな?とも思います。

ひとつ、爽やかな空気が頭に流れてきます。
ふたつ、身体がだんだん軽くなってきます。
みっつ、大きく深呼吸をして頭がすっきりと目覚めます。
―――
以下、AIが描いた催眠スクリプトのイラストです。
確か、このスクリプトを描いた時のイメージは、『ONE PIECE』の小紫だったと思います。

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