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光る人は未来からの私の声?

オススメ大嶋本
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リミットレス』を再読しています。

「心に聞く」の話が書かれている他の大嶋先生の書籍にも登場していたと思いますが、大嶋先生が凧あげをしていた時に声が聞こえてきたという話がありますよね。
私も実は、光る人と声を聞いたことがあります。

あれは仕事や恋愛で心がボロボロで、毎日罪悪感で押しつぶされそうになって過ごしていたある深夜。
うたた寝をしていると、背後に天使のような女神のような大きな光を感じました。

その光は床に座っていた私の背中を覆うように降りてきて、私を包み込みます。
そして、背後から「大丈夫だから」と囁いて消えたのです。

その頃の私は霊視できる人に憧れていたスピリチュアルオタクだったので、「霊が見えた!」と喜んでいたのですが、長年どこかしっくりときていませんでした。
そして、その後も私の息が詰まるような生活は何一つ変わりませんでした。

今思い返せば、その翌月ぐらいにある人と出会って、人生ではじめて心療内科に行くことになりました。

心療内科の先生に「今まで辛かったですね」と言われた時に、思わず涙しました。
そんなことを他人から言われると思っていなかったし、「分かってもらえた」という安心感もあった。
同時に、「ああ、自分は辛かったんだ」と気づきました。

心療内科で処方された薬を飲んで、人生ではじめて「頭が静か!」という経験をしたことも、当時の私にとっては感動でした。
私にとって人生とは心が休まらないもので、ずっと胸が重苦しく吐き気を催すものだと思っていました。

しかし残念なことにこうやって今ブログに書いていますが、私はあの時に聞こえた「大丈夫」という光に包まれた女神のような存在の声の正体が未だに分かっていません。
もしかしたら、この先の人生であの苦しかった時期の私に「大丈夫」といつか催眠で伝えるのかもしれませんが、今のところはまだ伝えた覚えがないのです。

だから、もしこの先「あの場面だ!」ということがあれば、再度ブログで報告したいと思っています。
フライングですが、幽霊が見えない私にとってあの光る存在は、未来の自分があの時の自分に催眠で声を掛けたのだと、大嶋先生の本を読んで腑に落ちたのです。

――――

余談ですが、睡眠薬とか抗不安薬に依存しないか不安!副作用が不安!という方は、内田舞さんの『REAPPRAISAL(リアプレイザル)』の中で薬について言及されています。

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他にも書かれている書籍があるかもしれませんが、このリアプレイザルの本、分かりやすくて面白いです。

リアプレイザルとは、「感情を再評価する」ことです。
我々が大嶋メソッドで学んだリフレーミングの方が難しいらしいのですが、リアプレイザルでは「今、感じている不安や怒り」に向き合って、「それを本当に今、感じる必要があるのか?」を考え直します。

ネガティブな感情は、祖先が子孫をのこすために必要だった危機管理能力です。
しかし、文明が発達した現在は、目の前に危機がないのに「危険だ!」と感じてしまったりします。

リアプレイザルで①自分の感じている不安や怒りを認め、②なぜ今その不安や怒りを感じているのかを探り、そして③本当に今その不安や怒りを感じる必要があるのかを再評価します。

②は、根底のトラウマを探る作業に似ていますね。
目の前で起こっていることにネガティブな感情を感じていても、それがダミーな可能性があります。
つまり、もっと昔に起こった心の傷がオリジナルなのに、本当のトラウマは忘れてしまっているので、似た場面で突然フラッシュバックしてしまって強烈な怒りや不安を感じるのです。

リアプレイザルでは、根底のトラウマを探る必要はありません。
ただ、なぜその感情を今、感じているのか?を考えてみます。

たとえば、仕事ができない同僚にイライラしているとします。
まず、自分が「仕事ができない同僚にイライラしている」ことを認めます。

次に、なぜ自分がイライラしているのかを考えてみます。
すると、以前に仕事ができない同僚のミスに巻き込まれて大変になったことがあるからかもしれませんし、入社したばかりの頃の自分が今の同僚と重なってイライラしているのかもしれません。
もしくは、優柔不断な旦那に重ねて見ているからイライラするのかもしれないし、母親に昔「なんであんたはそんなこともできないの!」と怒られたことを思い出していたのかもしれません。

それに気づいたら、「目の前の同僚にイライラする必要はある?」と考えてみます。

リアプレイザルの方法以外にも脳科学の話も書かれているので、「偏桃体や前頭前野の話を知りたいけど、難しい話は嫌だ!」という人にはオススメの一冊です。

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