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【ミラーニューロン】がんばっちゃう母親のストレス/ストレス処理班を脱出すると体型が変わる

オススメ大嶋本
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今回は、大嶋信頼先生の【ミラーニューロンがあなたを救う!】から、2つのお話を取り上げます。

①母親との共依存で下の2割から抜け出せない

私は専門学校卒業後すぐに家出をしたので、母親のことは大嫌いだと思っていました。
家出後に和解してからもたまに電話をすると大喧嘩になります。

後から母親に聞いたのですが、私は母親と喧嘩をするたびに「自分はお母さんと同じことを言っている!」と母親本人に言っていたそうです。(解離してるやん)
この頃、友人にも「私は母親とそっくり」と話していたらしいのですが、幼少期から私は「お父さん側」の人間で、妹が「お母さん側」だと家族内で暗黙の了解があったので、まさか当時からそんなことを思っていたなんて鋭いやん!と今の自分は思っています。
ちなみに記憶がない、または曖昧な時期はトラウマがあやしいので、私の20代は触れてはいけない暗黒時代だったのかもしれません。

遺伝的に、長女は父親で次女は母親なので、家族の暗黙の了解はある意味正しかったわけです。
もちろん、家族にそんな知識はありませんし、私も大嶋先生に出会うまでは遺伝の法則は知りませんでした。

不思議に思うのは、自分で「自分は父親側」だと強く自覚しているのに、母親と全く同じ行動をしていると思っていたこと。
これ、当時はそう言ってましたが、「私は母親とは正反対」だと頭の中では思っていました。

でも、いざFAP療法を始めていくと「あれ?私の言動や思考パターンて、まんま母親やん!!」と気づきます。
そこには全く「自分」がなかったのです。

そんなこんなで、FAP講座やインサイト・カウンセリングで初っ端に「母親と癒着して離れない」と言われてガーン!となったことも懐かしく、【それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?】を再読して「私の中にはずっと、ギャー!ギャー!ギャー!と叫んでいる母親がいたんだ!」と気づいて深夜に号泣して。

いろいろボロボロと自分の中から剥がれていくと同時に、あれだけ「愛されていない!」と思っていた母親にものすごく縛られていることを理解したのです。

それが、母親との共依存で下の2割になっているということ。

母親は、私のために頑張ります。
頑張らなくても良いところまで頑張るので、私は罪悪感を感じます。

これがいけない。

母親が頑張って無理をすることで、母親のストレスや怒りなどの汚物が私に流し込まれます。
すると、私は原因不明の怠さや疲れで動けなくなって、何もする気がなくて一日中家でゴロゴロと過ごして時間をムダにします。
そんな私を見て、母親はさらに私のために頑張ります。
母親が自分のために頑張ってボロボロになっていく姿を見て、私は「自分はなんてダメ人間なんだろう…」と薄汚れた気持ちになっていきます。

母親にとって私は何歳になっても「子供」なので、ちゃんと食べれているのか、ちゃんと生きているのか心配する気持ちは分かります。
でも、私は母親に「心配」されるとダメなんです。

それまで精力的に活動できていたのに、母親にちょっとでも心配されて「ちゃんとやっていけてんのか」なんて言われると、次の日から朝起きれなくなるし、仕事に行く気力もなくなります。
恐るべし暗示の力。2:6:2の法則。

そして、私を下の2割にした母親は、私を踏み台にしてバリバリ働くわけです。

②顔が大きく見える時は「支配されている」!?

FAP療法で心の傷を治療するまでの私は、1日22時間寝ているタイプでした。
かと言えば貫徹して映画を何本も観たり、寝ずに副業をしたり。
そうではなくても、朝の5時まで全く眠れなかったり。

1日の大半寝ているので、食事もしないしトイレにも行きません。
ずっとベッドの上にいるので運動不足です。

大阪で一人暮ししていた時は幽霊が怖くて夜が明けるまで部屋の真ん中でじっと動けず、明るくなってから眠るので常に睡眠不足でした。
ただのアルバイトだったので月収がギリギリ足りず、給料日前はうどんとポテトチップス。
(パンの耳だけ食べていたという成功者たちのエピソードを聞いて、私はまだ余裕があった方なんだとは思っています)

洗い物をする気力がないから調理器具も食器も使えるものがなくて料理も作れず、スーパーに行くのも億劫。
ある意味お嬢様育ちだった私は、喉が渇いたら水道の水を飲むということも思いつかず、多分ちょっと脱水症状気味でしたし、コンビニに行くという習慣もなかったの「作らないなら何も食べれない…」となっていました。
無知って恐ろしい…。
便利な都会暮らしなのに、セルフネグレクトで大変なことになっていたと思います。

そんな私は、ずっと自分の顔が丸いのが悩みでした。
夏になって半袖を着ると「意外と細いんですね!」と言われます。
だから、痩せなきゃ痩せなきゃ…と思っていたのですが、実は浮腫んでいただけでした。

長々と過去の私のしょーもない生活を書いたのは、2:6:2の下の2割になって動けなくなっている時って、多分こういうことだから。

脳のネットワークでトップの2割から汚物(ストレスや怒り)を流し込まれると、不健康な生活をしがちです。
こういう時って、自分の意識では「嫌なことがあったから、今日だけはドカ食いしてやる!」と思っているんだけど、そんな日が頻繁にあること。
「だって、食べないとやってけない!」と思っている。

些細なことから、習慣って崩れていきます。
1つがダメになると、なし崩し的に他のものも崩壊していって、あっという間に怠惰で昼夜逆転した生活になります。

昔は極端にドカ食いしたり、全く眠れなかったりしたのですが、今でも稀に朝起きて鏡を見ると「あれ?頬がたるんでる…!」と焦ります。
今年の話で言えば、知らぬ間にお腹が出ていて、今まで履けていたズボンが履けなくなっていました。
え!ついに私も中年太りになるのか…とショックだったのですが、あれって支配の影響で下の2割になっていたんですよね。

今でこそ野菜をたくさん食べるように意識して、肉も魚も食べて体を動かすようにして、睡眠もきちっと取ると体が軽くなることを知っていますが、それは支配から抜けて下の2割から脱出できたから。
私は永遠に身体がダル重いままで、一生何にもできないと思っていました。

それでも、「あれ?なんか太った?」とか「なんか急に老けた!」と思う日ってあります。
そんな時は、「あ!支配されて下の2割になってるぞ!」と気づくんです。
「え…太った…」とショックを感じると、途端にどうにでもなれ効果でドカ食いしたりストレスで眠れなくなったりしていたのは、過去の自分。

そう、過去の自分は「ガーン!」とショックを受けて不健康な生活に拍車をかけてしまうから、下の2割から抜け出るのに結構な時間が掛かってしまっていました。
しかし、今の私は朝に鏡を見た時に「不細工になってる!」と思ったら、「支配されている!」と思うので、「下の2割から抜け出すために、より健康的な生活をしてやるぞ~!」とやる気が出てきます。

きっと昔は、嫉妬にやられたりして、下の2割になった時に力が出なくなっていたのだと思います。
今の私は、「嫉妬されてるってことは、私の方が上ってことだよね!」と思って、「嫉妬されてるなら、とことんやってやろうじゃん!」と戦闘モードに入ることができます。

ストレスを感じたら「戦うor逃げる」ですよね。
固まって動けなくなった時は、「あ!トップの2割から汚物を流し込まれてるぞ!」とちょっと思い出してみてください。

すると、あれだけ「ダイエットせねば!」と焦っていたのに全く変わらなかった体型がみるみるスマートになって、「顔なんか一生変わらない」と絶望していたのに浮腫みが取れてシュッとした顔になっていきます。

メンタルが改善して体を動かしたり健康的な食事をするようになったからそらそうでしょ、と思われるかもしれませんが、いやいや。
ここまで来るのに、トップの2割から流される汚物から逃れて下の2割から脱出できたという感覚は、下の2割のストレス処理班だった我々にしか分からないのかもしれません。

あれって、本当に汚物流し込まれててんや!としみじみ思います。
身体が軽いって、すごい!

いつも同じ話をしているような気もしますが、みなさまの何かのお役に立てれば幸いです。

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