私も含めて3人での開催となったのですが、2時間じゃ全然足りなかったです。
少人数だったので、1人のお悩みに対して何冊でもおすすめOKにして紹介し合ったのですが、不思議とチョイスが「なるほどね」みたいな組み合わせになったりして、とても充実した時間を過ごせました!
👇今回おすすめしたベスト本たち

写真が歪んでいるのは…私がパソコンのスクショに手間取ってiPhoneで撮影したからです(´;ω;`)
次回までのパソコンのスクショをマスターしておきます…!
しかもテーマが『人間関係』と言っときながら、まったくテーマのことを忘れていたのに、柔軟に対応してくださりありがとうございましたm(_ _”m)
今回3人で2時間じゃ足りなかったので、次回の定員を4名に減らしました。
また、【聴き専枠】も作りました。
(発表や紹介はできませんが、紹介された本に対する質問や感想はしていただけます)
お悩みを扱うという特殊な読書会のため、聴き専の方は申し訳ないのですが初回参加でも有料となります。
第1回の議事録
せっかくたくさんの素敵な本を紹介していただいたので、議事録を残しておきます。
①お金を稼ぎたい悩み
診断名:不安を断捨離
処方箋名:【人生を変える断捨離】お金の不安を断捨離
服用方法:全部は断捨離は難しいは1つから。1章だけそれをやってみる、実践していく
気分が軽くなる、手放すことで軽くなれる
0-100になってしまうのを中庸にするための言葉がたくさん書かれている。
すぐにできるし、効果を感じる人はすぐに感じることができる本。
「器に応じて与えられる」「妥協と理想の選択肢」など。
由佐美加子【お金の不安と恐れから自由になる!】(ワニブックス)
お金というよりも、結局は不安と恐れである。
全体性の意識か分離の意識、愛の循環のフローなどから、自分のその時の不安がここだなと見つけられる。
人が苦手なことは、受け取ることと与えることである。
やましたひでこ【人生を変える断捨離】(ダイヤモンド社)
自分の中に物理的に余白ができると、そこにお金も入ってくるのではないか。
豊かさと安心感とが整った空間に自分を置きましょうという本。
捨てればいいのではなく、捨てる時の自分の感情と向き合うことがお金を使うことと同じなので、その気持ちをじっくり味わって残すか残さないかを決める。
診断名:お金を儲けたい
処方箋名:【努力とは馬鹿に恵えた夢である】一番インパクトがある
服用方法:成功したければ最短距離を行け
期待される効果:人と違う道を選べる
トーマス・トウェイツ【ゼロからトースターを作ってみた結果】(新潮文庫)
鉄鉱石を鉱山で手に入れ、石油を作り、イギリスの溶鉱炉を作り…そんなレベルの0からトースターを卒業制作で作ったお話。
お金儲けをしたかったら、人が考えつかない方法をやらないと成功しない!
中高生男子向けで、鉄腕ダッシュ的な内容。
クラフト・エヴィング商會【ないもの、あります】(ちくま文庫)
腹時計、助け船を出す、他人のふんどしを自分のもにした…など、イラスト付きで書かれている。
世の中になりものを形にする。
お金持ちになるならブルーオーシャンを目指そう。
磯田道史【家康の誤算】(PHP新書)
いろんなルールを作ったけれど、途中の歴代将軍がちょいちょい手を加えてしまって(たとえば参勤交代)法律の穴ができて、幕府の崩壊に繋がったり。
自分が作ったルールに抜け穴を作らないこと。
後の将軍がダメダメだったのが、この本でよく分かる。
立川談志【努力とは馬鹿に恵えた夢である】(新潮社)
努力を無駄だと言っているんではなくて、成功するために努力してるんでしょという話。
それが分からない人は、自分は成功するんだと思い込んでいるから違う方へ行ってしまう。
毒舌の立川談志っぽい本。
②対人ストレスの悩み
診断名:???
処方:最低限の人間関係で生きていく
服用方法:1人ずつやってく、見ていく。パートや1章ずつ、毎日1人みたいな感じで読んでいく。
期待される効果:自分は変わらなくてよくて、それでも楽になっていく。嫌いなままでも気にならなくなる。
大嶋信頼【最低限の人間関係で生きていく】(クロスメディア・パブリッシング)
とりあえずは軽めの大嶋本。
人との距離感を計るのが難しいけど、それの計り方や間合いの取り方がわかる。
天外伺朗・由佐美加子【ザ・メンタルモデル】(内外出版社)
痛みの奥には本人の望みがある。
メンタルモデルが何かの説明が書いてある。
なぜ不本意な現実が起こるのか、自分が無自覚になっている回避行動やそうせざるを得ない自分の中の言い訳、それが信念でマイルールである。
大嶋信頼【動物にタイプ分けで簡単!あなたの周りのイヤな人から身を守る方法】(エムディエヌコーポレーション)
どういうふうに対処するか、相手を捉える考え方を書かれている本。
みんなと仲良くなれるのはあり得ない。
1つの職場でやったら全部いるし、自分の中にもいる。
実践的な内容なので、今すぐなんとかしたい人にすごくおすすめ。
診断名:人間モンスター恐怖症
処方:GIVE&TAKE
服用方法:対人ストレスを感じた時に、本を開いてみる
期待される効果:人や自分の感情に対する考えが書き換えられる
鈴木祐【無(最高の状態)】(クロスメディア・パブリッシング)
サバンナの奥地で暮らす人は、文明が発達している我々よりも幸福度が高いのは、ストレスを感じた時に一の矢で終わらせているから。
二の矢、三の矢、と悩みを発展させてしまうことが、生きづらさに繋がっている。
人の思考の癖である18の悪法からトラウマを癒していくワークが書かれている。
個人的には、『慈経行』というすれ違った人に心の中で感謝をつぶやく方法がよく効いた。
吉里恒昭【「ポリヴェーガル理論」がやさしくわかる本】(日本実業出版社)
交感神経と副交感神経を「赤・青・緑」の3つに分けて、今自分はどの状態であるのかに気づくこと。
これを「ポリ語」と言います。
生活の中で緑を増やしていくように心がけることが大切。
アダム・グラント【GIVE&TAKE】(三笠書房)
「与える」と成功するのはなんとなくわかるけれど、それを多くの研究結果から論理的に解説されている本。
与えたら成功すると言っても、自己犠牲ではいけない。
他者志向で、とにかく先に与えてしまうことで幸せになれるなら、多少のストレスも我慢できるのではないか?
この本を読んで下心で定額寄付を始めました。
③心身ともに健康でありたいという悩み
診断名:健康=健全とは何か?
処方箋名:わたしのいないテーブルで (「デフ・ヴォイス」シリーズ)
服用方法:健康とはどういう状態かを考える
期待される効果:耳が聞こえなくても生活している人もいる事が分かる
丸山正樹【わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス】(創元推理文庫)
NHKでもドラマ化された物語。
耳が聞こえないがゆえに冤罪にされたり、加害者・被害者になってしまったり、警察の取り調べでも聾の人は苦労する。
頼るのは迷惑じゃないこと、人のやさしさに頼ってもいいということ。
耳が聞こえない、そういう世界もあるんだよって教えてくれた本。
診断名:心身不巡り症
処方箋名:水中の哲学者たち
服用方法:毎日30分でも決まった時間読んでみる
期待される効果:それは本当に健康の悩みなのか?ダウトする
永井玲衣【水中の哲学者たち】(晶文社)
哲学って難しいものではなくて、自分の悩みに深く深く潜って自問自答してみること。
健康が不安なら、なぜ不安なのか?何を心配に思っているのか「問い」を考えてみても良いかもしれません。
案外、考えていた表面的なものとまったく別のところに答があるかもしれないし、ないかもしれない。
内田舞【REAPPRAISAL】(実業之日本社)
リフレーミングは考え方の「枠」を変えることですが、リアプレイザルは感情を「再評価」すること。
自分はなぜ怒ってしまったのか、不安に思っているのか、状況を整理して「なぜそう思ったのか」を客観的に再評価していくと、自分の本当の気持ちに気づけるかもしれません。
内田さんは海外在中の方で、コロナ禍にSNSで大炎上した経験から「マイクロアグレッション」などで攻撃してくる人のことや、脳の話などいろんなためになる科学的で心理的な話が書かれています。
第2回【本の処方箋読書会】今月も開催します!
また後日改めて記事にしますが、とりあえずPeatixの申込ページだけ作りました!
本好きな方、悩みがあってもやもやしている方、友だちを作りたい方、ぜひご検討くださいませ◎












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