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なんでお金がないの!

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「なんでお金がないの!」とイライラして、ある時、心に聞いてみました。
「心よ!なぜ私にはお金がないの?」と。

すると、心は「母親の影響だから」と言ってきます。
なので、さらに「心よ!どんな影響で私はいつもお金に困っているの?」と聞いてみました。

心は「母親があなたを守りたいと思っている」と言います。
いつもそうなんです。

なぜお金がないのかというと、私の収入がなくなって実家に帰ることで母親が喜ぶから。
私が自立する方がうれしいのかと思ったら、まったくそうではないみたい。
母親は私に頼ってほしいから、私が自由になろうとするといつも私に不幸なことが起こるように地雷をセットしているようなのです。

それをもう何度も何度も繰り返していて、「いい加減にして!」と心で悲鳴を上げていました。

何回FAPをしても「母親のトラウマ」が出てくる。
毎回「母親」の何かでFAPをしてもらっている。
どんだけしつこいねん!っていうか、なんで私はこのループから抜け出られないの?

と思って、心に聞いてみました。
「心よ!どうすれば母親の影響から抜けられるの?」

すると、心は「あなたが強くなること」と言ってきます。
それは分かっている。いや、どう強くなればいいんや。
“強い”とは何を指しているんや?

と思って、さらに心に聞いてみます。
「心よ!私が強くなるにはどうすればいいの?何を強くすればいいの?」

すると、今度は心から何も返答がありませんでした。
「あれー?」と思って、何度も邪魔を排除して聞いてみるけれど「しーん」としています。

今知る必要がないことなのかな?と思って、ま、いっかとぼーっとしていると、脳内にある思い出が再生されていることに気づきました。

それは「スキー場のリフト」の映像でした。
横殴りの吹雪で視界が悪くなっているリフトのイメージです。
これを心に聞いた時は夏だったので、「なぜ今、真冬のスキー場の映像が出てくるの?」と思いながらその映像に浸っていると、ある嫌なことを思い出しました。

私が小学校低学年だったか、はじめてスキーに行った時だったかのことです。
私はスキーのリフト券をどこかで落としてしまいました。

それを両親に言うと、母親に「探してき!」と怒り気味に言われたので、人でごった返すレストランの中を重いスキー靴をガッチャガッチャ言わせながら、1人で歩いてリフト券を探していました。
リフト券はリストバンドのようなゴムのベルトで、腕につけていました。
分厚いスキーウェアのこともあってか、私はどこで落としてしまったのかさっぱり記憶にありません。

すると、向こうの方からおばさんが「リフト券落ちてた!ラッキー!」と言って、自分の子供に渡している声だったかその様子を見たのか。
その当時の私は鈍い子だったので、それが自分のリフト券だとすぐに気づきませんでした。
けれど、じわじわと「あれ…私が落としたリフト券じゃ…」と心がざわついてきます。

母親は怒り気味に仕方ないと言った感じで、もう1枚リフト券を買うことにしたようです。
2泊か3泊分をもしかしたら買っていたかもしれません。

大人になってから知ったのですが、リフト券って結構なお値段するんですよね。
この時は、両親からもらったものを落としてしまってさらに他人に盗られたのが大きなショックだったのですが、大人になってからリフト券の値段を知った時に再度大きなショックを受けました。

あの時すぐに母親に「あそこのおばさんが…」と言えば良かったんです。
でも、異常なほど緊張度が高かった私は他人に自分の主張をすることはおろか、家族にもうかつに話すことができませんでした。
だから、「もしかしてあれって…」と思いながら、ずっと言い出せずにいました。
そして、1人で心の中でもやもやを抱えたままだったんです。

数年間はあのおばさんに腹が立って仕方ありませんでした。
そもそも落とし物なんだから落とし物センターに届けろよ!とも思いますが、自分が落とさなかったら良かったわけですし、見つけたあの場面でおばさんか両親に言えば良かったのに…という後悔を長年引きずっていました。

それなのに、「心に聞く」まで完全にこの出来事を忘れていたんです。

心に最後「心よ!これって“NO!”という勇気?」と聞きますが、相変わらず返答はありません。
しかし、私の心はなんだか腑に落ちてすっきりしました。

今、改めてこの出来事を書いてみて思うのは、もしかしたら「NO!という勇気」以外にも、「その場ですぐ反応すること」なのかもしれません。

大嶋先生の【言葉でホルモンバランス整えて「なりたい自分」になる!】に、遺伝子コードや呪文を唱えるのは支配から抜け出る手段の1つであると書かれています。

不快な出来事が起こってもすぐ反応することができない解離しちゃう私たちは、不快なことが起こった瞬間に呪文を唱えます。
何回も“唱える”を続けていくうちに、ストレスに対して適切に反応することができるようになる。

もしかしたら、私の心もそのことを言ってたんじゃないのかな?と今さら思ったり。
嫌なことがあったらすぐ反応することで、母親の支配から抜け出ること。
すると、お金が貯まるのよ!って。

ちなみに大嶋先生の【リミットレス!】を読んだ時に、本の中では「貯まっていく、貯まっていく」と男性は唱えていましたが、私の心は「あなたは“貯まっていく”じゃなくて“満たされていく”!」と言っていたので、私は「満たされていく、満たされていく」とずっと唱えていました。

「満たされていく、満たされていく」と唱えていると、たしかになんだか心が落ち着いていきます。
あれだけ心の中を占めていたお金の不安も、いつの間にか消えていくんです。

それで実際お金が増えたのかというと分かりませんが(笑)
「不快なことを我慢して耐える」ということが、もう支配なのかもしれません。

この心とのやりとりからお金をたんまり稼げるようになったのかというと、人生で一番稼いでいた時よりもやっぱり稼げていないままです。
でも、あの頃より確実に内面は豊かになっています。

人生で一番稼いでいた時は、お金はたくさんありました。
けれど、気持ちはいつも何かで焦っていたり怒りにまみれていたり、誰とも繋がれない寂しさでいっぱいでした。

今、ちゃんと「生きている」と感じています。
心とともに、ようやくここまでやってきました。

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