前回の記事で「自分で自分に逆の言葉を掛けている」という話をしていましたが、今回心の栄養読書会のために【「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法】を再読したら、普通に「逆の暗示」を自分に入れる方法が書いてあって「なんだとー!」と思いました。
👇前回の記事
すでにあったんかい!恥ずかしい…。
何回か再読しているのに…。
1回読んでも、内容忘れてるんですよね…。
だからこそ、何回読んでも新鮮なのが大嶋先生の本だと思っています。
読むたびに新しい気づきがある。
脳のネットワークを通じた他者からの暗示の特徴は、“断定”や“決めつけ”です。(p84)
たとえば、「絶対〇〇である」「〇〇しなければならない」といった言葉。
この言葉を使ってる時ってバリバリ意識的になっているので、脳内ネットワークで支配されている状態かもしれません。
この本の中では、断定的な考えになっている時に【意外と】という言葉をつけて暗示を中和する方法が紹介されています。
「私はあの人に嫌われているかもしれない…」と思っている時、「意外と私って人から好かれるんだよね~」と思ってみる。
もしくは、「意外と私って人がどう思ってるのか気にしてないのよね~」でも良いかもしれない。
断定的で決めつけている時って、すごく視界が狭くなってしまっています。
だから、「絶対こうなはずだ!」という囚われの思考から抜け出せなくなってしまっている。
でも、「意外と~」って頭につけてみるだけで、なんだかふんわりやわらかい気持ちになる。
「絶対!」「こうじゃないと!」っていう時のあの力んだ感じが、「意外と~」ってつけることでふにゃふにゃになっていく感じ。
さすが大嶋先生です。
いつも数歩先を歩いてらっしゃる。
そんなわけで、自分のことを「よくやっている!」となかなかリスペクトできない人は「意外と~」と言い換えてみると、他者暗示や自己暗示の罠から抜け出せるかもしれません。
やるべきことができない時、「意外と私、がんばってるよね!」と思ってみる。
何にも終わってなくて焦る気持ちがある時、「意外と私、思ったよりやれてるやん!」と思ってみる。
今日も一日何もせずにだらだらしてしまった日、「意外と私、だらだら休めるやん!」と思ってみる。
とても便利な【意外と】。
ちなみに『口ぐせリセット』でも【意外と】出てきます。
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