2019年9月4日に書いた催眠スクリプトです。
当時のブログそのままの文章で、こちらにも載せておきます。
当時のブログそのままの文章で、こちらにも載せておきます。
イライラが止まらなくなると嫌だから、その場で適切に表現しようとするじゃないですか。
そうしたら今度は、「あんな自己中なことを言って(やって)しまったけど、怒られないかな」と別の不安に襲われます。
ただ、ここで「後で不安になるのが嫌だから我慢してニコニコして、相手に合わせよう」と思って行動しても、「あとでたぶんイライラ止まらなくなるだろうなあ」と自分で予測していた通りに、イライラが止まらなくなってしまうのです。
そうしたら今度は、「あんな自己中なことを言って(やって)しまったけど、怒られないかな」と別の不安に襲われます。
ただ、ここで「後で不安になるのが嫌だから我慢してニコニコして、相手に合わせよう」と思って行動しても、「あとでたぶんイライラ止まらなくなるだろうなあ」と自分で予測していた通りに、イライラが止まらなくなってしまうのです。
イライラするのが嫌だから、その場で適切に表現しようとしても、上記を繰り返すだけなんです。
そして最近気づいたのは、怒りを我慢して相手に合わせていると、頭痛がして思考がまとまらなくなるのです。
そして最近気づいたのは、怒りを我慢して相手に合わせていると、頭痛がして思考がまとまらなくなるのです。
鍵が見えてきます。金色の鍵です。
鍵が見えた時にまず思ったのが、「今朝、大嶋先生の動画で鍵のスクリプトの話をしてらっしゃったなあ」ということです。
金属とぶつかると、チャリンと洒落た音が鳴りそうです。
私はこの鍵がとても好きなのです。
理由は、まずフォルムが好みだということです。
大きさは普通の鍵より細長くて、10cmほどあるのかもしれない。
差し込むほうと逆側は、丸い穴が空いており、花丸のような形をしています。
この鍵に細くて白い麻の紐を通してみると、少しザリザリといいます。
ネックレスにしようかしら、とも思うけれど、この鍵は一体どこの鍵なんだろう。
ポケットに入れるにはちょっと大きいし、首からぶら下げると、大ぶりのこの鍵のネックレスはコツコツと大袈裟に鎖骨あたりを叩きます。
なんて自己主張が強いのだろう、と首から取りたくなります。
でも、首から取りたいけど、私はたぶん取らないだろうな、とも思うのです。
ちょっと不快に大きく揺れる鍵のネックレスは、とても私の普段のファッションに合わないのです。
原始人がつけているような骨のネックレスを想像してしまいます。
重さではなく、鍵が大きく揺れて不快なので、揺れないように鍵をギュッと掌で握りました。
何が不快なのかというと、揺れてコツコツと鎖骨にあたる不自由さと、それを気にしてしまう自分。
そして、鍵の大きさです。
だけど、もうちょっと小さかったら、それはそれでネックレスにする気にはなれなかったなあと思うのです。
このフォルムで、この大きさだからこそ「ネックレスにしたい!」と思ったわけで、いざ身に付けてみると「あまり自分には似合わないのかも」と気がつくのです。
白い麻のワンピースの上でキラキラ揺れるネックレスが、十字架のように輝きます。
じゃあ誰になら似合うのだろう?
せっかく作ったし、誰かにプレゼントしようかな?と考えるけれど、似合うような人は見つかりません。
そう、はじめからこの無骨なネックレスが似合う人などいないのです。
それをどうしてか、自分でつけたくなってみたのです。
鍵が見えた時にまず思ったのが、「今朝、大嶋先生の動画で鍵のスクリプトの話をしてらっしゃったなあ」ということです。
金属とぶつかると、チャリンと洒落た音が鳴りそうです。
私はこの鍵がとても好きなのです。
理由は、まずフォルムが好みだということです。
大きさは普通の鍵より細長くて、10cmほどあるのかもしれない。
差し込むほうと逆側は、丸い穴が空いており、花丸のような形をしています。
この鍵に細くて白い麻の紐を通してみると、少しザリザリといいます。
ネックレスにしようかしら、とも思うけれど、この鍵は一体どこの鍵なんだろう。
ポケットに入れるにはちょっと大きいし、首からぶら下げると、大ぶりのこの鍵のネックレスはコツコツと大袈裟に鎖骨あたりを叩きます。
なんて自己主張が強いのだろう、と首から取りたくなります。
でも、首から取りたいけど、私はたぶん取らないだろうな、とも思うのです。
ちょっと不快に大きく揺れる鍵のネックレスは、とても私の普段のファッションに合わないのです。
原始人がつけているような骨のネックレスを想像してしまいます。
重さではなく、鍵が大きく揺れて不快なので、揺れないように鍵をギュッと掌で握りました。
何が不快なのかというと、揺れてコツコツと鎖骨にあたる不自由さと、それを気にしてしまう自分。
そして、鍵の大きさです。
だけど、もうちょっと小さかったら、それはそれでネックレスにする気にはなれなかったなあと思うのです。
このフォルムで、この大きさだからこそ「ネックレスにしたい!」と思ったわけで、いざ身に付けてみると「あまり自分には似合わないのかも」と気がつくのです。
白い麻のワンピースの上でキラキラ揺れるネックレスが、十字架のように輝きます。
じゃあ誰になら似合うのだろう?
せっかく作ったし、誰かにプレゼントしようかな?と考えるけれど、似合うような人は見つかりません。
そう、はじめからこの無骨なネックレスが似合う人などいないのです。
それをどうしてか、自分でつけたくなってみたのです。
私はまだ、この「似合わない」と思っているネックレスを首からぶら下げたままです。どうして似合わないと思っているものをつけているの?と思われるかもしれません。
せっかく作ったから、仕方なく?いえ、違うようです。
本当は、このような飾りっけのない素朴なアクセサリーを身につけたいのです。
身につけていたら、自分はそれに相応しい人物になっていくだろうし、今までもなってきた。
でも、考えれば考えるほど、「本当になりたいか?」と問われれば、もっと他のファッションを目指したい自分が見えてきます。
素朴さではなく、デザインが凝っていて都会的であり、流行も取り入れているような洗練された感じ。
歩くとヒラヒラと広がるプリーツスカートや、コツコツと軽快な音を立てるローヒール。
頭にはモスグリーンのベレー帽。
赤茶色の髪を三つ編みにして、スケッチブックを持っている。
今、想像している人物は、赤毛のアンのようにコロコロよく笑う人物なのだなあ、と感じます。
もっとも、赤毛のアンの内容を私は覚えてはいないのですが、なんとなく底抜けに明るく屈託のない笑顔をいつも振りまいている素敵な女性だなあということです。
せっかく作ったから、仕方なく?いえ、違うようです。
本当は、このような飾りっけのない素朴なアクセサリーを身につけたいのです。
身につけていたら、自分はそれに相応しい人物になっていくだろうし、今までもなってきた。
でも、考えれば考えるほど、「本当になりたいか?」と問われれば、もっと他のファッションを目指したい自分が見えてきます。
素朴さではなく、デザインが凝っていて都会的であり、流行も取り入れているような洗練された感じ。
歩くとヒラヒラと広がるプリーツスカートや、コツコツと軽快な音を立てるローヒール。
頭にはモスグリーンのベレー帽。
赤茶色の髪を三つ編みにして、スケッチブックを持っている。
今、想像している人物は、赤毛のアンのようにコロコロよく笑う人物なのだなあ、と感じます。
もっとも、赤毛のアンの内容を私は覚えてはいないのですが、なんとなく底抜けに明るく屈託のない笑顔をいつも振りまいている素敵な女性だなあということです。
さて、話がそれてしまったので、鍵の話に戻りたいと思います。
この鍵は、一体どこの鍵なのだろうかと考えます。
クルクル回しても、ある一定数回転したところで指から離れていって、チャリンと床に落ちます。
それがまた不快だったりするのです。
何回「今度こそは落とさずにクルクル指で回してみよう!」と気をつけても、必ず同じ回数で指から離れてしまうのです。
コツなんか、あるようでないんじゃないかなと思えてきます。
腹立たしく思ったので、乱暴に机の上に鍵を放り投げました。
ガチャッと不愉快な音が鳴って、私はもうそれ以上、この鍵のことを見ないのです。
鍵はというと、それでも澄ました顔をして机にゴロンと横たわっているのです。
「別に、気にしてくれなくてもいいですよ」と。
この鍵を放り投げた机は、職員室の事務机であり、休憩時間になったばかりの職員室はガヤガヤと人の声で賑わっています。
生徒が出入りしてくるドアの開閉音と、パタパタと急ぎ足で通り過ぎていく先生の足音。
自分はそれを、立ち尽くして聞いています。
この鍵は、一体どこの鍵なのだろうかと考えます。
クルクル回しても、ある一定数回転したところで指から離れていって、チャリンと床に落ちます。
それがまた不快だったりするのです。
何回「今度こそは落とさずにクルクル指で回してみよう!」と気をつけても、必ず同じ回数で指から離れてしまうのです。
コツなんか、あるようでないんじゃないかなと思えてきます。
腹立たしく思ったので、乱暴に机の上に鍵を放り投げました。
ガチャッと不愉快な音が鳴って、私はもうそれ以上、この鍵のことを見ないのです。
鍵はというと、それでも澄ました顔をして机にゴロンと横たわっているのです。
「別に、気にしてくれなくてもいいですよ」と。
この鍵を放り投げた机は、職員室の事務机であり、休憩時間になったばかりの職員室はガヤガヤと人の声で賑わっています。
生徒が出入りしてくるドアの開閉音と、パタパタと急ぎ足で通り過ぎていく先生の足音。
自分はそれを、立ち尽くして聞いています。
僕の机には教科書など一切の物がなく、先ほどの白い麻紐がついた鍵だけがポツンと無造作に置かれています。
灰色のデスクの上は、まさに新任の教師であるか、はたまた異動間近の教師であるのかというほど、スッキリ片付いています。
けれども、そのことに誰一人として気づいていないのです。
机の上に何も物が乗っていないことだけではありません。
僕がここに立ち尽くしてみんなが慌ただしく駆け回っているのを呆然と眺めていることも、誰も気づかないのです。
周囲の声がだんだん夢の中のようにエコーがかかったように聞こえ始めて、視界もぼんやりとぼやけてきました。
ゆっくりとグルグル回るメリーゴーランドに乗っているような、夢の中の遊園地のような目眩がします。
自分を見失いそうになって、僕は黒縁メガネをグイッと上げました。
長い前髪の隙間から見る職員室の風景は、みんな「キャハハ!」と言いながら踊っているようです。
なんだか僕一人が取り残されたような気分になりました。
瞼を閉じたら、この世界が全て真っ暗になってなくなりそうな、遠くから聞こえてくる幻聴のように、みんながうふふと笑います。
僕もその中に入っていきたいか?と問われるならば、僕は僕のまま、ここで立っていたいのです。
真っ直ぐ目を瞑って立っている僕のまわりを無数の声がクルクルと渦を巻くように回っています。
そこに身を委ねるように、思考力がどんどんなくなっていっているような気がします。
灰色のデスクの上は、まさに新任の教師であるか、はたまた異動間近の教師であるのかというほど、スッキリ片付いています。
けれども、そのことに誰一人として気づいていないのです。
机の上に何も物が乗っていないことだけではありません。
僕がここに立ち尽くしてみんなが慌ただしく駆け回っているのを呆然と眺めていることも、誰も気づかないのです。
周囲の声がだんだん夢の中のようにエコーがかかったように聞こえ始めて、視界もぼんやりとぼやけてきました。
ゆっくりとグルグル回るメリーゴーランドに乗っているような、夢の中の遊園地のような目眩がします。
自分を見失いそうになって、僕は黒縁メガネをグイッと上げました。
長い前髪の隙間から見る職員室の風景は、みんな「キャハハ!」と言いながら踊っているようです。
なんだか僕一人が取り残されたような気分になりました。
瞼を閉じたら、この世界が全て真っ暗になってなくなりそうな、遠くから聞こえてくる幻聴のように、みんながうふふと笑います。
僕もその中に入っていきたいか?と問われるならば、僕は僕のまま、ここで立っていたいのです。
真っ直ぐ目を瞑って立っている僕のまわりを無数の声がクルクルと渦を巻くように回っています。
そこに身を委ねるように、思考力がどんどんなくなっていっているような気がします。
やがて、うふふという笑い声がどんどん遠くなり、当たりに静寂が訪れます。
遊園地のようなパレード音楽も消えて、僕は今、静寂に包まれています。
先ほどまでが不快だったかというと、そうではありませんでした。
いずれかは通り過ぎていくもの。
それにただ、何も口を挟まずに目を閉じて聞き流すのです。
自分が笑われてる気がしなかったかって思いますか?
自分はこの遊園地のメリーゴーランドがあるような世界からは切り離された存在であり、同じ空間にいても交わることのない世界なのです。
向こうの人々も僕を気に留めていないし、僕からも干渉することはない。
そうして、この世界の均衡は保たれているのです。
遊園地のようなパレード音楽も消えて、僕は今、静寂に包まれています。
先ほどまでが不快だったかというと、そうではありませんでした。
いずれかは通り過ぎていくもの。
それにただ、何も口を挟まずに目を閉じて聞き流すのです。
自分が笑われてる気がしなかったかって思いますか?
自分はこの遊園地のメリーゴーランドがあるような世界からは切り離された存在であり、同じ空間にいても交わることのない世界なのです。
向こうの人々も僕を気に留めていないし、僕からも干渉することはない。
そうして、この世界の均衡は保たれているのです。
そう、鍵は何かを開けるものではなく、僕と、流れゆく外側の世界の境界線を行き来する時の目印になるアイテムなのです。
これを目視できてる間は、ちゃんと元の世界に戻れるのです。
僕の、たった一つの、正気に戻れるアイテムなのかもしれない。
その存在がそこにあるだけでいい。
機能しなくても、その形が座標であり、トーテムなのだ。
(「マトリックス」や「インセプション」を思い出します)
これを目視できてる間は、ちゃんと元の世界に戻れるのです。
僕の、たった一つの、正気に戻れるアイテムなのかもしれない。
その存在がそこにあるだけでいい。
機能しなくても、その形が座標であり、トーテムなのだ。
(「マトリックス」や「インセプション」を思い出します)
ひとつ、爽やかな空気が頭に流れてきます。
ふたつ、身体がだんだんと軽くなってきます。
みっつ、大きく深呼吸をして頭がすっきりと目覚めます。
ふたつ、身体がだんだんと軽くなってきます。
みっつ、大きく深呼吸をして頭がすっきりと目覚めます。
―――――
以下、AIで作成したスクリプトイメージです。
毎回思うのですが、スクリプトをいろいろイメージしながら考えて、しかもYouTubeに投稿するために何度も何度も読んでいるのに、出来上がったイラストを見た時に「あれ?こんなアイテムあったっけ?」と思っちゃいます。
見事に催眠入ってます。たぶん…。
見事に催眠入ってます。たぶん…。
今回は古代遺跡に書かれているような感じが良いですね。




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