タロットカードには『審判』というカードがあります。
死者が天使のラッパで蘇る“再チャンス”“復活”みたいな意味のカードです。
私は占いをこちらにあまり出したくないのですが、心の言うままに書いてみました。
私はどちらかというと占い否定派ですが、だから占いの何かを証明したくて、占い師を続けているのかもしれません。
占いは時に人を狂わします。
見えない未来を見て当てることは、人にとっては神様のように見える行為なのかもしれません。
だけど私は、占いは「先を知ろう」と思えば思うほど狂っていくようなものだと思っています。
だって、未来というのは自分の手で作るものだから、何とでも理想の未来に作っていけるのです。
よく「思いが現実になる」と言いますが、それは占い師からよく言われるのは「あなたがネガティブなことを考えているから、それが叶ってしまっているだけ!」ということだと思います。
だけど本当にそうなのでしょうか?
半分正解で半分不正解だと思います。
確かに望まないことや嫌いな人に注目をすればするほど脳のネットワークがミラーニューロンでそこに繋がってしまいますから、その現実を引き寄せてしまうのかもしれませんね。
私は大嶋先生の『見ない、聞かない、反省しない』の本に出てくる、“自分の望まない未来の選択肢のカードを伏せる”というワークが好きです。
自分で未来を取捨選択できるし、本来は自分のなりたい姿に何でもなることができると思います。
だけど、脳が繋がった先で相手の脳を真似したり、未来の不幸な自分の脳を真似した時に、自分自身もそれに影響されて絶望したり悩まされたりするのかもしれませんね。
よく、心に聞いても先のことを答えてくれない、という問題をお聞きします。
先のことを聞いた時、心の答や指の答が曖昧だったら、今はそれを考えなくても良いかもしれませんね。
なんとかなる事案かもしれないし、それよりは「今に注目して生きる」と何か打開していけるのかもしれません。
中指ビンゴの答が曖昧なら、私がよくやっているのは「反応がハッキリ出るまで何度も仮説と検証を繰り返す」ということです。
この場合の検証とは、「中指がバッリチビンゴの反応を示すまで振り続ける」ということにしておきます。
そうやって自分の意識を棄却していった時に、自分の思っていなかったところに答が転がっているのかもしれまん。
占いの活用法も同じで、本当は未来を見るためのものかもしれないけれど、一番賢い使い方は「アドバイスをもらってそこから判断すること」だと思います。
何も占いで出た答が全て正しいわけではないと思います。
ノストラダムスの予言でさえ外れました。
だから中指ビンゴも占いも、それが呼び水になって自分が何を選択するか?どう行動していくのか?が大事なのだと思います。
そんなことを私はFAP療法の講座を受けて、占いというツールと中指ビンゴが似てるところがあると思いながら、でもごっちゃにしてはいけないので、両方の世界で人の無意識というものを感じさせてもらっていました。
本日のメタファー:天使がラッパを吹く雲の上と虹のイメージ
本文中に出てきたのはライダー・ウェイト版のタロットカード「審判」です。
私は一時期占いアレルギーになるほど、占いを毛嫌いしていた時期があります。
だけど物事にはさまざまな側面があり、それに救われる人もいるのだと理解してからは、もう一度占いに向き合ってみようという気持ちがありました。
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