1月にまちごこち文庫にて開催させていただきました『空想ギフトブック読書会』!

今回はたまたま心理学やトラウマなどに詳しい女子が集まりまして、めちゃくちゃ楽しい女子会でした(o^―^o)
ディープで際どい話題を永遠に語り合いたかったです…!
👇ご紹介してくださった本たち

3人での開催だったので、1ラウンド目はそれぞれ持参した本。
2ラウンド目は、まちごこち文庫の本棚から紹介したい本を選ばせていただきました。
議事録
梨木香歩【西の魔女が死んだ】(新潮社)
親と折り合いが悪い中学生の主人公が、学校に行けなくなって、西の魔女であるおばあちゃんの家で過ごした日々が書かれている。
不登校、思春期のつまづき。
<どんな人にプレゼントしたい?>
今、困難にぶつかっている人へ。
アドバイスにはならないけれど、祖父母と孫じゃなくても、心が寄り添える人はきっといるはず。
本人はわからないけれど、誰かの支えになっていることはある。
感動系で癒され系。
小林エリコ【怒りに火をつけろ】(ことさら出版)
著者が兄からの性的虐待に遭い、カウンセリングを受けて変化したノンフィクションの体験が書かれている。
内容が重いため正しい表現ではないかもしれないけれど、面白い。
自分が天皇だと思って町に繰り出すところから始まる。
<どんな人にプレゼントしたい?>
同じような目に遭った人ではなくて、友だちから「その彼氏(親)ヤバイんじゃない?」と言われた人。
身近にいる人と上手くいっているようで、上手くいっていない人にオススメしたい。
自分がどれだけ辛い体験をしていても気づいていないから、突然爆発したり鬱になる。
対話の場やカウンセリングに行く大切さを教えてもらえる本。
柚木麻子【BUTTER】(新潮社)
登場人物によって、他の人物の見方が変わるところが面白い。
すごく魅力的に見えていた人が、ある人物の視点から見るとなんでもない人のように見える。
あと、出てくる料理の描写がとても美味しそう。
<どんな人にプレゼントしたい?>
40歳間近の、ある程度仕事でキャリアを積んできた女性や、結婚・育児をしてきた女性に読んでほしい。
これからの人生、このままでいいのか悩んでいる人へ。
ある程度いろんな経験をしてきた人にこそ、刺さる言葉がある物語だと感じている。
生き方や考え方の方向性を見直すヒントになるかもしれない。
長谷川まりる【杉森くんを殺すには】(くもん出版)
児童書。
杉森くんを殺すことにしたって決意した。そして、なぜ杉森殺すのか?と中学校生活を並行して描かれる。
1人の人が、1人の人間を抱えることができないプロセス、心の回復のプロセスが書かれていて、だんだん人生が生き返っていく。
<どんな人にプレゼントしたい?>
共依存など苦しい関係で悩んだことがある人。
読んでいるうちに、自分も回復していくかもしれません。
奥野克己+MOSA【マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか】(日本実業出版社)
働かないし、性にも奔放。「所有」という概念もないので、著者のバイクを勝手に借りる。
「ぜんぶ自分のもの」なので、感謝しない。
あくまで男性目線で書かれているので、女性目線はどうか分からない。
<どんな人にプレゼントしたい?>
以前の会社の上司。
イクメンで仕事もできて、美人の奥様がいるけれど、幸せそうじゃなかった。
すべて持っているように見えるのに、幸せそうに見えない。
マンガで絵も生々しいので、上司も楽しく読んでくれるかも。
「女は泣いてよい」「男ってこうあらねば」を体現しよう。
日本人の「こうあらねばならない」を、めちゃくちゃ面白い角度で崩してくれる。
水木しげる【猫楠 南方熊楠の生涯】(角川文庫)
汚い話満載なので、読むのに注意。
粘菌研究をしていた南方熊楠の人間離れしたヤバイ人エピソードがたくさん描かれている。
<どんな人にプレゼントしたい?>
今の毎日に飽きている人へ。
常識をぶっ壊してくれる本になるかも。
その他、話題に上った本
浅井リョウ【イン・ザ・メガチャーチ】(日経BP)
赤坂憲雄【性食考】(岩波書店)
あと、【ソーシャル・キャピタル】の本もメモしていたのですが、どの本かまでは記録していなくて見失いました…すみません…。
カニバリズム、一夫多妻制についてのお話がとても興味深かったです!
一夫多妻制って、嫉妬し合わないものだと思っていたのですが、バリバリ嫉妬あるらしいです…。
金銭的に援助してもらったりするための一夫多妻制なんですね。
なんかこのお話を聞いて、嫉妬心ってやっぱり誰にでもあるものなんだなとちょっと安心しました。
第2回空想ギフトブック読書会のお申込はこちら
前回参加してくださった方より、次回は「実際に本をおすすめしたい人」を連れてきてもいいんじゃないか?という案が出ましたので、ぜひ「この本おすすめするから読んで!」という方が実在している方は、一緒に参加していただければうれしいです!
👇お申込みはこちら(参加人数の把握だけさせていただきたいです)

次回もどんな本が出て来るのか、どんな話題になるのか、今からワクワクです♬


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