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いらない人間関係②順調な時に足を引っ張ってくる人

気づきの記録
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「調子に乗っているとドカーン!と悪いことが起こる」というジンクスがありますね。
あれが怖くて、幸せを感じていても素直に喜べなかったりします。

たとえば、仕事が軌道に乗り始めたらパートナーとすれ違い始める、プライベートが充実して良い感じだったら仕事でミスを連発する…。
家族の突然の病気や不幸。

一見、「パートナーより仕事を大事にしてるからだろ!」とか「遊び過ぎて仕事の気が抜けているんじゃない!」と思ったりもしますが、そうではありません。
なぜなら、仕事が上手くいってルンルンで帰ってくるとパートナーと些細なことで口論になったり、プライベートが順調だから「さあ!今日も仕事をがんばろう!」と張り切っていると大ミスをするからです。
「たまたまタイミングが重なっただけ」と思うかもしれませんが、そんな偶然こそ疑ったほうが良いと思っています。

これは大嶋メソッド的に言うと、脳のネットワークで私の変化を感じ取った「他人からの嫉妬」です。
しかし、それを頭で理解していたとしても実際に起こると精神的にとてもきつい。

実際あった話なのですが、大嶋先生のある本を読んで「謙虚になるから上手くいかないんだ!」と気づき、それまでものすごく下手に下手に返信していた人に思ったことをストレートに書いてメールしました。
ストレートと言っても、何も相手を批判するとか攻撃的な内容を送ったわけではありません。
ふつうに自分が思ったそのままを下手に出ずに書いただけです。

すると、いつもと違って大激怒されたんです。
正直「え?普通にメール送っただけなのに、そんな怒る?」と驚き、ショックでした。

そして、せっかく自分が思ったことをそのまま言えるようになっていたのに、この件をきっかけにまた他人に対して過剰に下手に出る自分に戻ってしまいました。
おかげで、大激怒してきたこの人はそれ以来怖いメールを送ってこなくなったのですが、代わりにその人も含めて面倒な頼み事をしてくる人やいきなりブチ切れてくる人ばかり寄ってくるようになってしまったんです。

大嶋先生は【「ひとりで頑張る自分」を休ませる本】の中で、変化していく途中が一番しんどい。なぜなら嫉妬攻撃がさらに厳しくなってくるから、と仰っています。

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けれど、この時に「やっぱ無理だったわ…」と嫉妬に抗うことをやめて元の下の2割のストレス処理班に戻るのではなくて、“もっと自分にも他人にも嫉妬されることをやる!”が自由への道だと書いてくださっています。
これはマジです。

こちらも実体験なのですが、ある仕事をしている時に、仕事を頼んでくる人がいました。
最初は私もやる気だったし、誰かの助けになれるのならと思って、毎回必ず引き受けていました。
すると、どんどん頼み事がエスカレートしていって、次第に休める日がなくなり体調を崩すようになりました。
ですが、どんどん依頼は増えていきます。

人からの頼み事を断れない「良い人」だった私は、本来なら快く引く受けられるはずの仕事を強烈な怒り(殺意)でこなしていて、断れない自分にも腹立たしいし、他人のことに時間を使って自分のやりたいことができないのも腹立たしかった。

そんな時に、これもまた大嶋先生の本を読んで「断る!」と決心して、その人からのすべての連絡を無視し始めました。
なぜなら、ちょっとでも電話に出たら鬼電が掛かってきて、少しでも早くメールを返したらやたら頻繁にメッセージが来るから。
電話はすべてナイトモード、メールは2日経ってから返すようにしました。

もちろん「仕事関係のメールなのに、そんなことして人として大丈夫?」と自分で思っていました。
けれど、何度も何度も強烈な怒り(殺意)を感じていた私は、ついに手放したのです!

それでも、結局相手が諦めてくれるまで半年掛かりました。

以前、別の記事で「断ったら不快な人間関係がスムーズに行くと思い込んでいた」という話を書いていました。

【大嶋メソッド】本音を言ったら切れる関係はいらない人間関係
昨日に引き続き、【ミラーニューロンがあなたを救う!】のお話です。 今日は“本音モード”について。 他の大嶋先生の書籍でも、「心地よい人間関係を選択していたら、不快な人が寄ってこなくなる」とか、「自分が変われば周りも変わる」と書かれていますよ...

これと同じで、「絶好調の時にガーン!ということがあったら自粛しないといけない」という思い込みもなかなか取れるのに時間が掛かりました。

自分が幸せを感じている時に限って嫌なことが起こるのは、他人からの嫉妬で足を引っ張られているから。
それは痛いほど「頭では分かっている」。

じゃあ、ずっと謙虚でいればいいの?そうじゃないよね!
だって、謙虚でいると余計に嫉妬されるもん!
だから、トップ2割になろうと思って謙虚をやめたのに、なんでいっつも嫌な目に遭うの!

これの繰り返しでした。
いい加減疲れて、ついに自分らしく生きることを手放した時もありました。
常に人の顔色をうかかがっていれば、調子に乗って地に落とされた時よりもダメージがマシな気がするもの。

でも、それだと本当に不快な人、話を聞かない人、八つ当たりしてくる人ばかり集まってきてしまうんです。

だから、「断る」の時と同じように、自分が良い感じの時にドカーン!とショックを与えてくる人は縁を切った方がいい人!と気づくことが大事なんだと考えました。

この時のショックの与えられ方(足の引っ張られ方)は、いろんなパターンがあります。
支配と一緒です。
一見、直接関係のないところでダメージを与えられます。
それが一番厄介。

でも、自分が幸せを感じている時に足を引っ張ってくる人こそ、手放した方が良い人間関係であるということ。
これに気づくまでにかなりの時間が掛かりました。
なぜなら、「足を引っ張られる自分が悪い」と思っていたから。
だから、足を引っ張られた時の対処をもっと完璧にやらないと!と思っていたり、そもそも邪魔されるということは自分にはまだどこか至らない点があったのかも…といつももっと自分が変わらないといけないと必死でした。

そうじゃなくて!嫌な思いをする人間関係は、しがらみなのよ!

でも、ここでもう1つの問題が出てきます。
それは、足を引っ張られる人間関係をすべて切ると、まわりに誰もいなくなっちゃうんじゃないか?ということです。
こんなことぐらいで縁を切るって、自分は人間として欠陥があるのではないかと思うと、やっぱり「自分の方がおかしい」と思ってしまう。

縁を切らなくても、距離を取ったりすることもできます。
しかし、仕事関係だとなかなか距離を取れない人もいます。
「いつもあの人のせいで台無しになってしまう!!」と怒りにまみれていました。
怒りはしがらみカッターという大嶋先生の言葉が、いつも脳裏で点滅しています。

自分では、自分の怒りを無視しているつもりはありません。
「怒る自分をなんとかしたい!」と真剣に考えています。
だけど、それってやっぱり「怒る私がおかしいから、私の怒りを感じないようにしないといけない」という自分へのダメ出しだったわけです。
もう、そんなの切り離しちゃいましょう!

というわけで、断ったら嫌な人とも上手く付き合えるわけでもないし、嫉妬される方にどんどん突き進むことで嫉妬してくる人とも良い人間関係を作れるわけでもないということが心の底から分かった私は、自分の不快感をちょびッッッとでも感じたらがんばらないことにしてます。

嫉妬に抗おうと強い女になるのではなく、「それは要らん人間関係」。
それはほんまに要らんのですよ。

語弊がある言い方をしますが、順調な時に水を差してくるやつは、一見無関係な水の差し方であっても気にせず「お前は私の人生に要らん!!!」と心の中で叫びましょう。

※あくまで個人の感想です。

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