リアルリッチライフ~脳に書き換えレッスン~、10月は「魅力を知る/弱点を強みに」です。
開催日時
2024年10月13日(日)午前9時~11時
Zoomでの開催のみになります。
※当日のZoomリンクは、お申し込み時の自動配信メールに記載されています。
円滑なコミュニケーションのため、Zoomでのお顔出しをお願いいたします。
内容
今回は「自分の魅力に気づく」をテーマに、認知行動療法を参考にメニューを組みました。
認知行動療法は、ストレスから鬱病や不安障害の辛い気持ちを和らげたり、行動できなくなっている原因を書き出すことで認知の歪みに気づき、修正していくことができます。
私は、催眠療法にもかなりお世話になりましたが、認知行動療法も大好きです。
※イラストや文字を書くので、紙と書くものをご用意ください。
タブレットでも大丈夫ですが、なるべく手書きが良いです。
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準備体操:3分間、呼吸に集中してみましょう
→パニックで呼吸が浅くなっている時は、10秒ほど息を止めてみるとバランスを取り戻せます。
メイン①-1:あなたの欠点は何ですか?
なおしたい欠点を1つ書き出して、本当にそれが欠点となってあなたを苦しめているのか検証してみます。
・欠点があることによる、メリット/デメリット。
・欠点は、あなたをどんなルールで縛って苦しめている?
・欠点を強みとして生かせないか、考えてみる。
メイン①-2:欠点で苦しんでいるあなたは脳内でどんなイメージに見える?
→今、脳内に浮かんでいる苦しんでいる自分や状況をイラストで描いてみましょう。
→メイン①-1で出したアイデアを元に脳内のイメージを再度起動させて、イラストに描いてみましょう。
メイン②:隣の人の良いところを10個伝えてみよう
Zoomなので「隣の人」はいませんが、2人1組のペアでお互いの良いところを10個伝えあってみましょう。
メイン③:頭の中の不快な言葉を消す
→その感情に名前をつけてみよう
→頭に勝手に浮かんでくる不快な自動思考から、自分が囚われている価値観に気づき書き換える
おまけ:3分間、自分の思考をモニタリングしてみよう
→浮かんできた思考の語尾に、「~だと私は思っている」と付けて考えてみる
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私の場合だと、掃除です。
FAP療法を受けるまでの20年間汚部屋に住み続けた私は、きっと両親にも友人にも「片づけが苦手」だと思われていたと思います。
自分でも実際そう思っていて、「掃除のやり方が分からないからやれない」となかなか腰を上げられませんでした。
でも、食わず嫌いもいけないと思い、ある時に掃除の仕方の本を買ってきてやってみたら、部屋がピカピカになっていくのがとても楽しい!
そして不思議なことに、掃除が出来るだけでなんだか自分が大人になったような誇らしい気持ちになるのです。
掃除以外のことなら、料理や運動です。
「やりたくないなあ」「億劫だなあ」と思う気持ちを乗り越えていざやってみると、どんどん変わっていく自分がすごい!と楽しくなってきます。
「苦手」はもしかしたら、他人からそう言われて思い込まされただけなのかもしれません。
たとえば、「あんたはすぐ散らかす!」「はよ片づけや!」という言葉や、「足遅いなあ」とか「危なっかしいから料理せんといて」というような言った本人はなんとも思ってないであろう言葉。
私にはグサグサ刺さっていて、「そっか、自分はこれが人より劣っているんだ」と思わされてしまって、それでいつしか食わず嫌いになってしまった。
その他にもいろんな理由があって「苦手」と思っていることがあると思います。
今回はその「苦手の向こうにある得意」を一緒に探っていけたらなあと思っています。
まさしく、「支配」を認知行動療法的に解いていこう!という試みです。
そして、おまけの「思考をモニタリングする」は、大嶋先生の【毎日がうまくいく朝のスイッチ】で「毎日のストレスから解放されるスイッチ」として紹介されていますね。
これはマインドフルネス認知行動療法と呼ばれるテクニックにもあり、怒りや不安感などの不快な感情をコントロールすることに役立ちます。
先日の読書会で取り上げさせていただいた鈴木祐さんの【無(最高の状態)】で、参加者様に特に人気だったフレーズ
苦しみをこじらせる人は、すべてを「自分ごと」に捉える
語尾に「~と思っている」「~と私は考えている」と付け加えるだけで、どこか他人事のような感じがしますよね。
言葉って本当に不思議で、少しの変化で「私は嫌われている!」という大きい不安を、「私は嫌われている!と思っている」と客観視できるような思考に落ち着けてくれます。
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余談ですが、私は瞑想以外に「模写をする」「フラッシュ暗算アプリをする」ことで脳をリフレッシュさせています。
はじめはただ趣味で模写をしていただけでしたが、「なんだか頭がスッキリするなあ」と思っていました。
そして、QuizKnockの皆さんに憧れて暗算に強くなろうとことあるごとにしていたら、なんだか脳の回転が良くなった気がする。
実はこれは、前頭前野を活性化させる行動だったのです。
前頭前野が活性化すると、集中力が上がったり、記憶力が良くなります。
私はADHDではないのですが、ナラティブでことあるごとに「ADHD」だと出ていたのは、恐らく前頭前野の活動が低下していて、不快な物事に意識が持っていかれたままになってしまったり、片付けが苦手になっていたりしていたのでしょう。
認知行動療法的には、模写ではなく「イメージする」ことで心がしんどくならないと言われています。
「今ここ」に集中することで気持ちを軽くするというのは、どの技法であってもとても大切なことのようですね。
料金
3,000円
※ご入金後の返金はいたしません。しかし、他の日程へのお振替は可能です。
お申込みはこちらから
前日の20時以降にお申込みをされた場合は、レッスン終了後に資料のお渡しをさせていただきます。
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