「心」に、「心よ!あなたは何者ですか?」と質問したことはありますか?
私は何度かあります。
その度に「私はあなたであり、あなたでない」と返ってきます。
無意識とは、私たちを守ってくれるものです。
大嶋先生の本によると、心臓の働きや瞬きなど、ふだん意識しなくても私が生きるために自動的にバランスよく調整してくれている機能です。
私の心も、心は「私を守ってくれるもの」と言います。
では、具体的にどうやって守ってくれているの?と聞いてみると、私がケガをしないように守っているというのです。
ケガとは、大火傷したり、苦しくなったり、死にたくなることだそうです。
たとえば、私が「死にたい」と思った時、それは心にケガをしているからです。
「ケガ」とは、目に見える身体的な怪我だけでなく、目に見えない心の傷も立派な怪我なんです。
つまり、「心よ!心って一体何なの?」と聞いてみると、朝露の中ゆっくりと花びらが開くイメージが見えてきました。
澄んだ空気の朝焼けは、ゆっくりと開く花の向こうで淡い紫色の空のような、靄のようなものをまとっています。
そして、その花はピンク色の花びらにたくさんの水滴をつけていて、握った拳をそっと開くように、時間を掛けて徐々に花びらを広げていきます。
花畑の中で、今この花だけが、花びらを開いて咲こうとしているのです。
しんと静まり返った紫色の朝靄の中、ピンク色の花びらを少しずつ開いていくその姿は、とても美しい。
無意識とは、そういうものだと私の心は言うのです。
(分かるような、分からないような…!)
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