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孤独の発作で嘘を吐いて自分を苦しめていないか?

ひとりごと
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心にまた「母親の話を書け」と言われて、えー!と思いながら書きます。
違うことも書きたいよ~。

今日は、母親と嘘の話ですって。

母親はどんな嘘を吐いたの?というと、父親の悪口を言っていたのが嘘であるということ。

私自身も経験ありますが、本当は好きなのに愛していないふりをすることは「嘘」となります。
なぜなら、真実を隠しているから。

AIによると、「嘘」とは”事実でないこと、または人をだますために言う言葉のこと”だそうです。

なぜ嘘を吐くの?というと、本心を悟られたくないから。
でも、なぜ本心を隠して話すことが悪いことなの?というと、心は「良い悪いではなく、個人の善意が決めることは少ない」と言います。

良く分からなかったので、もう少し聞いてみました。
「心よ!嘘を吐くことの何が問題?」と心に聞いてみると、心は「すれ違うこと!」と言ってきます。

本心を隠して嘘を吐くことによって、せっかく上手くいくはずの人間関係がすれ違って拗れてしまうことが問題であるのです。
だから心は、「素直になること」だと言います。

しかし、そんなこと分かり切ってるじゃないですか。
そりゃあ、好きも嫌いも含めて素直に相手に言えたら、人間関係の悩みなんてなくなるし、相手が嘘を吐いているかどうか本当はどう思っているかどうか疑わなくて済みます。

だから、どちらかというと「なぜ素直になれないの?」ということが大事で、嘘を吐いてしまう人というのは発作を起こしているということなんです。
発作の種類は「孤独」です。
孤独の発作で「あなたのことが嫌い!」だと好きな人に嘘を吐いてしまうのです。

単純に言えば、素直になるには嘘を言わないこととなりますが、嘘吐きにとって正直に素直に話すことほど怖いことはありません。
嘘を吐けば吐くほど相手に嫌われることは分かっているんだけど、本心を伝えて嫌がられるほうがもっと怖い。

なので、本心を隠して嘘を吐いたあとに「…嫌われてないかな?」と怖くなって確認したくなる。
本音を言っても嘘を吐いても、結局どっちみち相手の気持ちが気になって怖いんですよ。

ゆえに「嘘を吐くのはやめましょう!」と言ったところで止められないので、素直になるためにはまず孤独を解消する必要があります。
そして、孤独を解消するためには、自分の本心を知ることが大事なんです。

つまり、発作で嘘を吐いてしまって相手を悪く言ってしまう人というのは、相手に嘘を吐いているだけでなく、自分にも嘘を吐いてしまっています。
自分の本心を嘘で塗り固めて見ないふりをしているから、本気で「私はあなたを愛していない。嫌いだ」と思い込んでいる。

愛憎紙一重ではないですが、愛の反対は無関心だと聞いたことがあります。
愛するがゆえに憎しみの気持ちが生まれてくるのです。
そもそも愛していなかったら、何も思わないじゃないですか。
理想化とこき下ろしも同じようなものかもしれませんね。

だから、「どうせ相手は私のことを愛してくれない」と思って相手を愛する気持ちを自分自身にも偽るより、「ああ、自分は相手に愛されなくて寂しいんだ」と気づいてみる。
気づくだけで大丈夫です。
気づいて自分を変えるとか相手を変える必要はなくて、「ああ、自分はそう思っているんだな」と知るだけ。
素直に自分の本音を認めた時に孤独の発作は消えるので、嘘を吐かずに相手と話すことができるようになります。

自分の本心を隠しながら何かを話す時って、相手にダブルバインドを掛けてしまっている可能性も高いので、余計に自分が思っている方向と逆の方向に物事が進みやすかったりもします。
(ダブルバインドとは、2つの相反するメッセージを同時に伝えること)

好きなのに「嫌い!」みたいな態度でいると、「え?好きなの?嫌いなの?どっち??」と相手がフリーズしてしまうから、そこですれ違いが起こってしまう。

自分が素直になることで物事が上手くいくっていうのは、私も身に染みて体験してきました。

仕事でもそうですよね。
本当は手いっぱいで断りたいのに相手がかわいそうだと思って「大丈夫です!」と引き受けるけど、内心は怒りで満ち満ちている。

そんな時に素直に自分の怒りを出して「無理です!」と言うほうが、関係が案外すんなり回るものです。
無理なのにいろんな事情を考慮して自分の気持ちを押し殺してしまうことで、相手に誤解されて伝わるから、だからより自分が苦しい展開になっていく。

断りたいのに断れないのが「嘘」というとニュアンス的にちょっと違うように思う方もいるかもしれませんが、でも大きなくくりで考えると自分の気持ちを偽っていることに変わりはないから「嘘」となる。

時には自分を守るための嘘も必要になるけれど、何が一番大切なのかと言うと、「嘘」を吐くことで自分が損していないかどうかということなんじゃないかなと思います。

素直になることで相手が喜ぶとかそれはどうでもいいんです。
嘘を吐くことで自分が苦しい思いをしているのなら、孤独の発作を解消して素直になってしまった方が得で生きやすくなるよねってこと。

だから嘘がぜんぶ悪いわけではなくて、自分が苦しまないのであれば、自分に優しくする意味で嘘を吐いても良いのかもしれない。
でも、やっぱり一番拗れないのは、自分の気持ちを正直に伝えたときだとは思っています。

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