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それは愛ではなかった【恋愛依存症】【みいちゃんと山田さん】

書籍レビュー
※この記事は性(セックス)の話をしています。

今、【恋愛依存症】って本と、【みいちゃんと山田さん】を読んでます。

⬇️恋愛依存症

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⬇️みいちゃんと山田さん

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【恋愛依存症】は、「恋愛かあ」と思ってなかなか読まなかったのですが、すごく良書です!!
共依存やアダルトチルドレンで苦しんでいる人に読んでもらうと、共感の嵐なんじゃないかと思います。

恋愛って、私は一番苦しんでいて一番なんとかしたいことだったのに、「恋愛ごときで悩むなんて恥ずかしい!」と思って長年誰にも相談できなかったし、恋愛で苦しんでいる自分に向き合おうともしませんでした。
恐らくそれは、私の問題ではなく「相手が悪い」と思っていたからだと思います。

この本には、最初は「好き好き」とアプローチされて燃え上がって、いつしかヒモDV男を切れなくて困っている女性や、不幸な境遇の女性を「なんとかしてあげたい!」と思ってあれこれしてあげるうちに捨てられる男性の話などがケースとして紹介されています。

客観的にケースを読んでいると「なんでやねん!ダメダメやん!」と思うのですが、いざ当事者となると頭では分かっていてもスッパリ相手を切ることができなくてズルズル続けてしまいますよね。
この「スッパリ関係を終わらせられない」が、恋愛依存症になってしまう人の特徴だそうです。

人は何かに依存しながら生きていますし、依存することがダメなことではありません。
河合隼雄さんも【こころの処方箋】の中で、「人は依存経験がないと自立できない」と仰っていました。

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でも、「依存しすぎている状態」――――つまり、生活のすべてが相手中心になっていて、四六時中相手のことが頭から離れなくて、相手なしでは生きていられない!と思って実生活に支障が出ている場合は『恋愛依存症』となります。

で、私はそもそも人間関係が得意ではないので、恋愛依存症傾向が非常に高い恋愛ばかりをしていたのですが、恋愛依存に対して否認の気持ちが強すぎて「私はそうではない!わかった上で離れられないんだ!」という謎の言い訳をしているタイプでした。
わかっていても離れられないのが、もう依存症じゃないですか…。

なんで離れられないかって言ったら、「私に悪いところがあるから、私が性格を直せば相手の愛情を取り戻せる!」と信じていたから。

健康な人は、恋人が自分のことを虐げてきていると思ったら、すぐに離れる選択を取れるのだと思います。
けれど、私は「自分の対応が悪かった」と思ってしまうから、自分の言動を後悔してなかなか相手から離れられない。
いくら周りが「やめたほうがいいよ」って言っても、「いや、みんなは彼が元々とても優しくて素晴らしい人なのを知らないんだ!」と幻想の中を生きてしまう。

この本を読んでいてハッとしたのが、
・愛情をこれっぽっちも相手に示さないといった精神的虐待を受けていても、離れられない。
・相手のために自分の体を犠牲にして働く(過酷な労働や風俗関係など)
という言葉である。

思い返してみれば、私が泥沼の恋愛をしていて生活もままなっていない時の相手は、いつも愛情表現をしてくれない人だった。
やりたい時だけ連絡がくる、セックスしている時だけ優しい男、セックスが終わった途端に冷たく突き放される。
男の人って、みんなそうなんだと思っていました。

私にとってそれが普通だったから、逆に何もない時に恋人から連絡がくると「え?連絡してもいいの?」と思ったし、セックスの後でも優しかったら「え?疲れてない?大丈夫?賢者モードないの?」と心配になっていた。

愛情を与えてくれないって、情緒的ネグレクト児の私にはとても辛いことで、それは当時から頭では分かっていたんですよね。
泣きじゃくっていても放置されていたあの日々を思い出して、死にそうなぐらい胸が苦しくなる。

ああ、そうか。
「好き」とか「かわいい」とか言ってくれたり、感情の交流がない関係っていうのは、精神的虐待だったのか。
何度も何度も「うちらセフレじゃね?」って相手に詰めてた私は間違ってなかったのか、と安心しました。

そして、「相手のためにやり過ぎてしまう」というのも私の恋愛の特徴でした。
イネイブラー的なんですよね。
相手が「やらなくていいよ」って言っていたとしても、相手のために何かやっていないと落ち着かなかった。
常に価値のある人間であらねば捨てられると思っていたので、お金をすべて支払ってあげたり、心底嫌でも身体の関係を断れなかった。
嫌われたくなかったから。
稼いでいた時は「私はヒモ彼氏がほしい!」と言っていたぐらいなので…。
(『きみはペット』的な存在がほしかった)
そんなことでしか、私は自分の存在意義がないと思っていた。

 

で、ちょっと前から話題になっている【みいちゃんと山田さん】
ついに意を決して読み始めました!
つ、つらい…。

何がつらいかというと、過去の自分とみいちゃんがダブって黒歴史を思い出して辛い…。
私はこのマンガの中に出てくるみいちゃんだし、山田さんだし、ニナちゃんだ。

私は、セックスは愛があるものだと思ってたんですよね。
でも、よくよく考えたらセックスってただの繁殖行為なのかもしれない…と思ったのが、【有害な男性のふるまい】を読んだ時。
(まだ半分も読んでない)

⬇️有害な男性のふるまい

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セックス(繁殖行為)におけるオスメスの攻防がすごいんですよ。
メスは優秀なオスの遺伝子じゃないと受け入れたくないので、モブのオスに求愛されても退けられるようにさまざまな罠を遺伝で進化させてきた。
それを受けてオスも、メスを欺き生殖行為をできるように、さまざまなテクニックを身に着けてきた。

これが高度に進化したのが人間じゃないのか!?
(最後まで読んでないから分からないけど)

と思い出したんだけど、そこでみいちゃん。
みいちゃんはすぐに男とセックスします。
誰とでもやります。

でも、私もそういう時期があったんですよね。
それって自分ではセックス依存だとかそんなふうにはまったく思ってなくて、ただただ失恋してその苦しみを紛らわせたかったから。
痛みで痛みを消すように、誰でもよかった。

みいちゃんは、学生時代にみんなが意地悪をしてきていて、人がこわかった。
だけど、セックスをしたら優しくしてくれるということを知った。

ああ、私もみいちゃんと一緒だったんだと思った。
私も、きちんと人間関係を構築する前に、体を許してしまっていた。
その方が男性に喜んでもらえると思っていたから。

セックスをしている時だけは、男の人はとても優しかった。
「私は愛されているんだ」と安心できた。
たとえそれが錯覚だったとしても。

私も、みいちゃんのように人が怖かった。
占い師になってからようやく、みんな私の話をちゃんと聞いてくれるんだ!と感動したものだけれど、それまでは人がこわいから、きっとセックスで誤魔化してきた。
女の人とは身体の関係が持てないから距離感が分からず、上手く付き合えなかった。
だから、なんだか男好きみたいな感じに見えていたかもしれないけれど、私は男の人を恨んでいた。
どうせやれればいんでしょって言って、何度も彼氏を怒らせてきた。

 

そんなこんなで、私もまあまあな恋愛依存症でセックス依存だったんだけど、みんなこんな感じじゃないんだなあ。
恋愛にどっぷりでない人をずっと羨ましく思ってたんだけど、「相手の愛を手に入れられないと私の人生は終わる!」という死の恐怖に近いものを手放して、自立できるようになれば恋愛依存症はマシになるのか。

この先の話が気になる2作です。

 

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