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下世話な目標と〇歳の自分の才能。

ひとりごと
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そろそろYouTubeに催眠スクリプト動画を投稿しようかと思っています。

あれは2019年、コロナウィルスが大流行する前の年だったと思います。
医療催眠学会で大嶋先生のスクリプトの作り方講座がありました。

その時に習った方法で毎日2、3個、自分のためにスクリプトを書いていました。

私はその時からFAP療法を使ったセラピーを行いたいと思っていたのですが、ひょんなところから催眠を教えてくれる方が出てきて、そしてFAPを思いっきり実践できる場所を教えていただきました。

私はちょっと違うルートからここまでたどり着いたのではないか?と自分では思っています。

医療催眠学会の大嶋先生のスクリプトの作り方講座には参加しましたが、昨年から始まった催眠講座にはまだ参加できていません。
なぜなら、昨年の今頃はちょうど前職で独立する時期だったので、独立用の講座を受講するか催眠講座を受講するかの究極の二択だったわけです。

そして、その後の昨年のFAP講座も受講していませんが、いろんなところからいろんな人に助けていただいて、ここまでやってこれました。
本当に感謝です。

私は自分では結構頑固で融通が利かないところがあると思っています。
また「接客業のトラウマ」というのが多分あって、それが自分に悪さをしていて、人に優しくしなければならない場で「自分が損をする!」と思って焦って、チャンスをぶち壊すことも多かったと思います。
(感情的になって貧乏神を召喚してしまうあなたには『お金持ちになる人の心理学』がオススメです!)

そう、感情に振り回されて、怒らなくてもいい場面で勝手に恐怖を感じて怒ってしまったり、誰かに非難されているわけではないのに「誰かが私のことを悪く言っているのかもしれない…」と悲観的に考え過ぎる人は、もしかしたら何らかしらのトラウマが関係あるのかもしれませんね。

その時に、「あ、なんだか体の調子が悪いかも!」と感じたら、その体の部分に注目してみます。

たとえば、私の場合は「あの人のことを思い出してイライラする!」と思った時に、「腰が痛くなった!」とか「呼吸が苦しい…」という現象が起こります。

そして「腰が痛い感覚」に注目しながら、「これは私の何歳の感覚に繋がってる?」と頭の中で唱えると「4歳!」と出てきます。
同じ要領で、「この呼吸が苦しい感覚は何歳の私の感覚と繋がってる?」と頭の中で唱えると、今度は「6歳!」と頭に浮かんできます。

これと同じような手法が大嶋先生のブログや書籍にたくさん紹介されていますね。

実はさっき、3年前に書いた催眠スクリプトを整理していると、当時の大嶋先生のブログで紹介されていた「幼い頃に求めていた、自分の本当の才能とは?」について書いた自分の記事を発見しました。

それはとても簡単で「幼い頃に求めていた自分の才能とは?」と思いながら、頭の中にパッと出てきた年齢を探ります。
私の場合は「4歳」と出てきました。

そしたら4歳の自分をイメージしてみて、イメージした4歳の自分に確認してみます。
すると、私の場合は「無邪気になる才能」と返ってきます。

無邪気になるって!って思いながら、それを受け止めてみると「ああ、確かに私は物事を難しく受け止めて、何でも真剣に真面目に返事しないといけないと思っていたな」と思い出します。
そうです、真剣に真面目に相手の気持ちを考えれば考えるほど、相手の責任まで負ってしまって「重くて体が動かない!」となっていたのです。

私は現在3つ仕事をしているのですが、その内の一つは早朝からの仕事です。
そしてその仕事のパートナーがまあ仕事しないんですね。
私が手を貸せば貸すほど怠けていく。
それなのに、ものすごく偉そうに指示をされて「なんやコイツは!」と怒りで何度も腸炎になりました(笑)

それからいろんなことがあって、その人を無視するようになりました。
人としてどうなんだ!と思ったでしょう?
だけど、注意したら即帰宅してしまうしふてくされるし、かと言ってフォローするとどんどん仕事をしなくなる。

そして出した結論は「お互い干渉せずに仕事をする」。
つまり、一度相手が手を出した仕事には私は一切手を出さないいじらない、と徹底してみたんです。

そしたら、仕事するようになったんです。その人!
なんだ、こんな簡単なことだったんだ、と思いました。

なんとなく私の常識の中で「自分の手が空いていたら相手を手伝わないといけない」という気持ちになってそわそわしていたのですが、それをすると次から次へと仕事が増えるし、しかも私がやっていない仕事のミスを私のせいにされていたりするんです。

「人の責任を負う」って、自分の仕事ではない仕事やミスをなすりつけられるだけではなく、その人のせいで自分の評価までもが下がってしまいかねないんです。
まさに「足を引っ張られる」です。

幸い、その職場にはあ理解者の人が多く、私の立場が危うくなることはありませんでしたが、平気で嘘を吐いたり人を陥れても何とも思わない人って本当にいるんだなと実感したわけです。

そして、もうひとつ学んだことは「悪口は結束力を強くする」ということ。

悪口もいけないことだと思い、今まで自分は清く正しく生きてきました。
だけど、今回のように明らかに相手がクビになってもおかしくない態度(無断欠勤、無断遅刻の常習、さらに勤務態度の悪さ)から、お互い数か月目を瞑って共に働いてきたもう一人の人がいたんです。
あることをキッカケに「ちょっとアレはないわ!」という話になってから、互いに出るわ出るわの不満。
そして、「自分の感覚と同じ感覚を持った人がいた!」という喜び。

清らかに生きる必要はないんです。
自分の知能、価値観と合った人とだけ居心地の良い関係を築いていけたのなら、人生は楽しくなるし豊かになります。
そう、恐らくアイデンティティ(自分の立ち位置)が不安定だと、自分が何者か分からない居心地の悪さや自分を受け入れてもらっていない中途半端な居心地の悪さ。

だけど「仲間」を持つことだけで、世界が明るく開いて見えるのです。

ただ、もちろん悪口を延々とグチグチ言って垂れ流すのは相手にウ〇チをぶつけているのと変わらないので、必要以上に相手をバカにしたりはしない方が良いのかなと思います。
やっぱりそういうのって快感になると思うので、依存してしまうと思うんです。

だけど、適度な悪口は仲間の結束を強めるので、必ずしも悪ではないかもしれません。

そしてもうひとつ、大嶋メソッドにも出てきた「高尚な目標より下世話な目標」。
(『片づけられない自分がいますぐ変わる本』より)

その早朝の仕事のパートナーは、なぜか私の組む日だけ早くに職場に来ます。
他の人の日は、ギリギリか遅刻してくるそうなんです。

だけど、いろいろあって私も怒り心頭だったので、「アイツよりも絶対早く職場に行ってデカい態度を取ってやる!」と意地悪するような気持ちでいると、なぜか朝起きれるようになったんです。

元々私は早起きでした。
この仕事を始める前から早起きして読書したりウォーキングする習慣があったのですが、このパートナーに怒鳴られたりし始めた頃から起きれなくなっていました。

しかし、「アイツより早く行って、圧をかけてやる!」と思った日から、早く起きれるようになったので「これが下世話な目標か~」と思ったわけです。
今までは「きちんと早く起きて真面目に仕事しないと!」という高尚モードでした。

なので、清く正しく生きて苦しい場合は、ぜひ「意地悪な自分」になってみることをオススメします。

「それって人としてどうなの?誰かを傷つけるんじゃない?」と不安になる方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。
そうやって考えられるあなたはきっと誰かの罪を背負って生きて苦しくなってしまう人かもしれないので、「意地悪になった時に自分が何を感じるのか?」を体験してみても良いのかもしれません。

ただし、苦しみながらや罪悪感を感じながら意地悪になるのとは違います。
今までまともに正直に生きてきて「苦しい!」「怒りが消えない!」と思っている人は、ぜひ「意地悪モード」を発動してみてください。

相手の感覚は相手へお返ししましょう!
そう「意地悪」なのは相手なのかもしれませんね。

悪口で信頼し合ったその方の口癖は「自分は性格悪いと思うんだけど…」です。
しかし、無断欠勤・遅刻してくるパートナーこそが黙って仕事を放置し誰かがするように仕向けたり、「自分はやってない」と明らかな嘘を吐いたりします。

もし脳内ネットワークで繋がっているとしたら、それを我慢して「私は人のせいにしてはいけない!」とすればするほどやられてしまうのかもしれません。

本日のメタファー:お盆に乗った桜餅、赤い傘が差してある団子屋さん

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