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教えられたことを忠実に守るのが吉。

ひとりごと
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教えられたことをアレンジしてまた自分の方法のように落とし込みたいというのがありますが、大抵失敗します。
それは、まず基礎から完璧にしてからアレンジすべきなんだけど、早く自分のものにしたくてアレンジに早々に手を出したくなります。

ピアノの練習なんか特にそうでした。

急にオリジナリティを出してピアノの先生やピアニスト顔負けの演奏が出来るかというと、全くそうではないのですが、私はなぜか「できる」と思い込んでいたんです。

それはその時期特有の「自分が中心に世界が回っている」というホルモンバランスの影響だったかもしれませんし、もしくは「私は優秀である」と早く誰かに認められたくてオリジナリティを出していたのかもしれません。

楽譜は譜面通りに弾いてなんぼ、というのをどこかで見た気もします。
作曲家の意図を読んで、その意図を忠実に再現していくタッチや指使いがあって、私は特に指使いをオリジナルに変えてしまっていたんです。

だけど、オリジナルが全くダメとか良いとかそういう話ではなく、あくまで私の場合、自分のオリジナリティを出す時にどうしてもそこに「自尊心」みたいなのが入ってしまうのが自分で気持ち悪いなあ、と思っていたんです。
なんだか自分に酔ってるみたいだと。

だけど、もし人に何か教えられるとしたら、誰かに教えられたそのまま教えるよりは「私オリジナルのもの」を教えたいと思うんです。

だって、そうでしょう。
他の人もできるようなことを私が教えても…という張り合いのなさを感じます。

だけど「自分のオリジナル」だったら、私は誰かを真似してやったわけではないし、自分のオリジナルでいかようにも変化させることができるのです。

曲作りもそうです。
私は昔、DTMの作曲コースにいたのですが、その作曲コースではオリジナルの曲を作るよりアレンジする方が得意という友達がいました。

あの、アレンジを加えていって、どんどん曲がゴージャスになっていく感じとか、また違ったニュアンスを醸し出す雰囲気が、私はとても好きです。
だから、ジャズなんかも好きなのかもしれません。

ゆえに、アレンジが良いとか悪いとかではなく、ただそこに「自己主張」としての形で自分の姿が映し出されることを恐れて定型通りにやるのか。
それとも、自分が次に飛躍するための土台作りとしてしっかりと基礎を学び、十分に鍛錬した後に少しづつアレンジを加えていく方が良いのか。

人それぞれやり方はあると思います。

そこに私の意志を加えるなら、ただアレンジするだけではなく、尊敬する師匠の意志を込めて作曲したり、絵本を描いたり、本を読んだりするように物語を紡ぎ、そして自分だけのストーリーを作るとすれば、それはあなただけのストーリーではなく、たくさんの人が読む大きな物語になるのかもしれません。

私は、アレンジすることに関して大きな何か意志を持っているわけではありませんが、今日の心はそんなことをつぶやいているので、ここにしたためておきます。
私には全く何の話か検討もつきませんが(笑)

最後に心に聞いてみましょう。
「心よ、今日のこのブログは何か意味があるの?」と聞いてみると、心は「そうだね、あなたが思う理想の人生というのは、人の道をアレンジするものではなく、自分の道をアレンジしてより良い道に進んでいくことだと思います」とのコメントをもらいました。
なんとも上手く締めてくれます(笑)

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