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「やる気」本のレビューの続きと気づき。

オススメ大嶋本
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『「やる気が出ない」が一瞬で消える方法』のレビューの追記です。

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「快・不快」は毎日違う

「やる気」を取り戻す―――つまり、無気力状態を脱するには「快・不快」コードが大切だというお話ですが、この「快・不快」というのは本当に毎日違います。

昨日「快」だと感じたことが、今日も「快」だとは限らない。
もちろん、昨日「快」だったことが今日も「快」であることもあります。

だけど、人は毎日生きていく上で、たとえ自分では「何もしていない」と思っていても、ちゃんと経験を積んで成長しているものなのです。

だから、その都度自分に「今、自分が快と感じていることは?」と問いかけていくことが大事なんだと思っています。

また、体調によっても「快・不快」は変わるはずです。
体が辛いのに無理して働くのは意識的判断で「不快」ではないでしょうか?
だから、「休む」という選択肢が「快」に繋がります。

だけど、元気な時にだらだらサボってしまう時は、だらだらすることに「不快」を感じていることはないでしょうか?

同じ物事でも日によって「快・不快」が変わってくるので、「快・不快」コードを続けていて面白いところですう。

職場の上司との上下関係をはっきりさせて、嫉妬を撃退

母親や父親に「感謝の手紙」を書く嫉妬撃退法がありましたね。
私はこれを職場に変えても良いんじゃないかなあと思っています。

問題の根本は親子関係ではあると思いますが、私はちょくちょくLINEで「感謝のメッセージ」を送りつけています。

私はある仕事を「共同経営者」という立場で年上の人と一緒に行っています。

だけど、知らぬ間に私がすべて仕事を請け負っていて、相手は給料を振り込む以外何もしなくなったのです。
そして、その給料が振り込まれるのも、どんどん遅くなっていきます。

私の仕事の負担がどんどん大きくなり、何もしない相手への怒りしかありませんでした。

けれど、ある時に「何もしない!」と決めたのです。

今までは相手に「〇〇をしたらもっと良くなるんじゃない?」というアドバイスをして大衝突したり、面と向かって「何もやってくれない怒り」をぶつけてみましたが、最終的に絶縁寸前状態で経営を続けることになったのです。

それはきっと、相手の中で私は「年齢が下」で世の中を分かっていないと思われているのもあるだろうし、相手は経営について学んできた自負があるし、そもそも私を「下」だと思っているんですよ。

でも自分は、相手に「能力がある」と認めてもらいたい。
しかし、相手からしたら私の行動は「自分をなめている!」と捉えられてしまうわけです。

「対等な関係」として共同経営を始めたにも関わらず、発作で潰し合うようになってしまった。

そこで「感謝の手紙」ならぬ「感謝のメッセージ」をことあるごとに送ってみたのです。
そして、心のソーシャルディスタンスも取ること。

つまり、「対等な関係」になってしまったが故に私も相手に「尊敬」の気持ちを忘れてしまい、そして心の距離が近すぎて互いにリスペクトできない距離感になってしまっていたのです。

すると、少し時間は掛かったけれど、適切な距離感で相手を尊敬できる気持ちを取り戻し、すると相手からの嫌な言動もなくなったのです。

ホルモンバランスの乱れで集中力や自己コントロール力を失う

ある時に、ラブコメディドラマにハマったことがあります。
「この俳優さんカッコイイなあ」と思って、眼福という言葉の意味を知りました(笑)

ドラマを観るたびにときめくので、「このときめきで毎日仕事をがんばれるかも!」と思っていたのですが、現実はどんどん逆の方へと変化していきました。
そう、ドラマにのめり込むほど、ドラマの主人公に恋するほど、仕事ができなくなっていったのです。

1日中「あのシーンは良かったなあ」とまるで恋煩いのようになってしまった自分は、仕事に集中できないし、夜遅くまで眠れなくなってしまって朝起きる時間も乱れてしまいました。

マズいぞ!と思って自分なりに原因を探ってみたところ、恐らくこれはホルモンバランスが崩れてしまっていることに思い当たります。

集中力の欠如や気持ちの切り替えを上手くできなくなってしまうのは、ドーパミンがガンガン出てしまっているからかもしれない。
それゆえに、元々自己コントロール力が弱かった自分に一時的に戻ってしまっているかもしれない…と気づいたのです。

もしそうであれば、体内のセロトニンの量を適切な量に戻すと、恋煩いでやる気が出ない症状が治るかも!と考えました。

実はドラマでなくても、学生時代の私は恋心が原因で全く勉強が出来なかったのです。
あの時も「できない自分が悪い!」と思いながら、どうしてもやるべきことに手をつけられなかった。

だけど、これはホルモンバランスの乱れで起こっていることなんだ!と外在化することで、必要以上に自分を否定しなくなり、「それならばセロトニンを増やすように、朝一で日光欲しよう」と行動してみたりして、「快・不快」をいつも意識することで回復が早くなりました。

依存は「快」ではありません。
偽の快感です。発作かもしれません。

些細な自分の「不快だなあ」という感覚に気づくことで、知らぬ間に全く動けなくなってしまった…という現象はかなり少なくなりました。

ひとこと

「マインドフルネス瞑想」でも「自分の身体感覚」や「今」に注目しますね。

「今」感じている感覚や「今」考えている自分の思考に注目することで、自分の「快・不快」な感覚に気づきやすくなる。
そして、自己コントロール力が養われていくし、落ち込むことも少なくなっていきます。

以前が瞑想も毎日1回は行うようにしていました。
でも、どうしても苦手で、歩行瞑想もやっていた時期があるのですが、やはり続きません。

大嶋メソッドの素晴らしいところは、こんな面倒くさがりでズボラな自分でも、簡単にサクッと出来ることが多いこと。
そして、効果が高いことです。

しかも大体が「唱えるだけ」「気づくだけ」だったりします。
こんなお手軽でリーズナブルな方法が他にあるでしょうか!

そう思うと、多少億劫でも効いたら元本0なのにこんなに利益を生み出すことはありませんし、効かなかってもマイナスにはならないですよね。

億劫になってる時は「嫉妬されているからだ!」と思いながらトライしてもらうと、良いかもしれません!

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