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FAP療法で効くこと、遺伝子コードで効くこと。

ひとりごと
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昔、家の寝室の本棚に手塚治虫の漫画があって、私は歴史のほとんどを『火の鳥』から学びました。

その『火の鳥』の話の中には、宇宙の話や原始時代の話、地球が一度滅んだ後の話など、いろんなストーリーが描かれていたのですが、私が特に惹かれたのは八百比丘尼の話です。

ある人を殺してしまったがゆえに、八百比丘尼として時代を遡り、そしてまた殺されるという永遠のストーリー。

小さな山奥の中で何度も何度も繰り返される過ちと後悔は、幼い私の胸をざわつかせました。

どうしたら、この業から逃れられるのだろう?と主人公の気持ちになって考えても、やっぱり同じところにたどり着いてしまう。

どうしてもその人を殺めないといけない定めなのか、定めだから、贖罪として異形のものたちを治す運命に導かれるのか。

何度も何度も繰り返す輪廻転生の時を想像すると、居た堪れない気持ちになります。

主人公に罪はないのではないのか?という理不尽さと、その方法でしか運命から逃れる術がなかったという悲しさに胸が張り裂ける思いです。

きっと、トラウマを持っている人も同じで、何度も何度も過去の自分を殺して、そして「今の自分が正しい!」と思いたいのかもしれない。

だけど、過去に犯した罪は自分の中から消えなくて、ずっと胸が苦しいし、手が赤く染まって拭えないような気がする。

じゃあ、何が罪だったのか?と考えても、「もっとこういう境遇で育っていれば」とか「もっとこういう親であったら」という後悔しかない。

生まれた時に運命は決められていて、自分にはそれをどうこうできないのか…と考えると、絶望という言葉一言で表すほど簡単なものではないと思います。

私は、それを遺伝子コードを唱える時に、よく思います。

うちは父方の家系が糖尿病の家系で、その発症率は私が知る限り100%なのです。

もちろん、父や祖父はかなりの偏食だったから発症するのは当然だったとしても、父の姉まで発症したと知った時はさすがに「ヤバイ!」と思いました。

糖尿病の家系というのが関係あるのかないのか、私は保育園の時からお腹が空くとめちゃくちゃ不機嫌になっていたそうです。

何かあったらすぐキレるというのも、恐らく父の家系譲りで、本当に嫌でした。

「みんなのように穏やかな性格になりたい!」と願っていても、自分の発作は止められない。

何度も何度もセルフFAPをしたけど、発作的な怒りは収まりませんでした。

ちなみに、FAP初級の指押さえで取れるのは「自分のトラウマ」「自分のもの」だそうです。
なので、他人に入れられたものはいくら指押さえで取ろうとしても、取れないのです。

結局、多分30個以上怒りの発作などについて指押さえFAPをしたけれど全く改善しなかったので、上級FAPをしてみたら、あらビックリ!一発で怒りが消えました。

あれだけ事あるごとにイライラしていて、すぐ人に影響されて肝心なことが何も手につかなかったのに、まさか上級FAPで一発で取れるとは…。

さらに、上級FAPでかなりマシになったけれど、やはり発作的な怒りは残るのです。

そりゃあ人間だから、怒ることもあるでしょう!と思うのですが、なんとなく自分が「この怒りは治したい!」と思っているということは、人間に基礎的に備わっている本能的な怒りとはまた違う種類の怒りなんだと考えました。

そこで役に立ったのが、呪文と遺伝子コードです。

FAPで取れなかった残りを、呪文で定着させていっているのか、元々遺伝子コードしか効かない怒りだったのかは分かりませんが、それぞれ効くものと効かないものがあるんだなあと勉強になりました。
(FAP本家ではどう考えられているのか分からないので、私個人的な意見です)

「怒り」と言っても、さまざまな種類があります。

MAOAで効く怒りもあれば、人からの影響で怒らされている時もあるし、怒りかと思っていたら恐怖だった…なんてこともあります。

「怒り」に効く遺伝子コードは?と中指に聞いてみて、ビンゴした遺伝子コードで「ええ!これ?」というのがあったりしますが、自分では単純に「怒っている」と思っていても影にはたくさんのストーリーが隠れていたんだなあと自分でビックリします。

 

本日のメタファー:下剋上、弁慶

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