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【無意識さんの力で】再読して初っ端から脳天に雷を食らった話

オススメ大嶋本
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来年2025年1月5日(日)は、逆説的批評読書会最終回となります。

【11月・12月・1月】逆説的批評読書会第4~6回のお知らせ(追記あり)
読む時間を考慮して読書会は早めに告知しております。 👇逆説的批評読書会とは 👇2024年10月の読書会の課題本はこちら 第4回:【お金の不安と恐れから自由になる!】 第4回課題本は【お金の不安と恐れから自由になる!】をリクエストいただきまし...

2月からは「読書セラピー」として名称を変更いたします。

さて、年に1回は再読している【無意識さんの力で無敵に生きる】ですが、正直青山ライフ出版の分厚い大嶋本の中では一番理解するのが遅かった本です。

みなさんにお聞きすると、多くの方が無意識さんの本が大嶋先生の本の中で一番好きだと仰います。

けれど、それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?】【支配されちゃう人たち】【ミラーニューロンがあなたを救う!から入った私は、あんまりピンときていませんでした。

きっと私は、分かりやすく何かを解決してくれる内容に昔は惹かれていたのだと思います。
だけど、大嶋メソッドを理解し、心に聞くや催眠を知れば知るほど、無意識さんの本がどれだけ美しいことを書いてあるのかを知ることが出来ました。

さて、今回は自分が主催する読書会のために読み直しているのですが、初っ端からガーン!という衝撃を受けました。何度も読み直しているのに…。

①人を尊敬することと、無意識の美しさ

そう、無意識は美しいんですよ。
それをすぐ忘れてしまいます。
そして、いつの間にか「正しいor間違っている」でジャッジしてしまって頭の中のグルグルが止まらなくなってしまうのですが、無意識にすべて委ねた時に起こる美しい繋がりを自分はすでに知っているのです。

昔の私はそれを知らなかったから、占い師になったばかりの頃は、苦しんでいる人をみんな救いたかったし、救えない自分なんか占い師失格だと思っていました。
だけど、「他人を救うことが出来る」と思っている自分は、なんて傲慢だったんだろうと大嶋先生のお話からようやく気付いたのです。

そもそも相手が苦しんでいるのかどうかは私の主観ですし、こうなれば相手の悩みがすべて解決して幸せになれるっていうのも主観に過ぎません。
私が自分で「上手くやれた!」と思っていても相手に何も響いてないこともありますし、「上手くやれなかった」と落ち込んで自分を責めていたのにとても感謝してもらえることもあります。

「助けてあげないと」だなんて、自分は神にでもなったつもりなのか?と認めるまでは相当な時間を費やしました。

そう認めた時に、「完全に相手の気持ちを理解して寄り添わないと!」と思う強迫的な思考もなくなっていったのです。

それまでは、相手が考えていることと全く同じことを言って共感を示さないといけないと思っていました。
だから的外れなことを言って「はあ?」みたいな顔をされるのが怖かったし、どこかで「相手が考えていることは手に取るように分かる!」なんて言う万能感をバリバリ持っていたので、相手に質問することすら思い浮かびませんでした。
そんな感じだったから、人なんて尊敬できなかった。

それはきっと心のどこかで「相手は自分と同じ」だと思っていて、それが無意識さんの本で言うところの「投影同一視」なのではないでしょうか。
もちろん自分では一切、自覚していません。
「相手と自分は違う人間」だと頭では思っているので、まさか相手に自分を投影しているから相手のことを批判的に見ているとは思いもしませんでした。

無意識さんの本の出だしはこの投影同一視の話から入るので、痛いところを突かれて否認が起きて、なかなかピンと来なかったのかもしれませんね(笑)

でも、「相手は自分と違う人間」だと本当の意味で理解した時に、「あ!的外れなことを言った方が面白いんだ!」と気づいたのです。
間違っていたら、相手が修正してくれる。
そして、それこそがお互いに相手の文化を理解し尊重し合うことであり、無意識が働く鍵になるのです。

私は自分のことが大嫌いだったから、もしかしたら大嫌いな自分を相手に投影して誰のことも尊敬できなかったのかもしれない。
これは自分の仮説ですが、無自覚に「どうして〇〇だと思ってるんでしょ」と相手のことを見下していたのは、相手が「大嫌いな自分」だったからなんだなあ、と今になって思います。
(人を尊敬できない理由は、他にもいろいろあります!)

けれど、自分のことをちゃんと大事に出来て、自分の言動を尊敬出来た時、相手の文化にも興味を示して尊重することが出来るようになりました。
ちなみに自分をちゃんと大事にするって言うのは、人の気持ちをグルグル考えないとか、衣食住をきちんと整えるとか、自己犠牲しないとか、そういったことです。

そうすると、今まで出来なかった「人に質問する」ことが出来るようにもなったんです。

それまでは、たとえば授業とか説明会で「何か質問ある人?」と言われても頭が真っ白になっていました。
というか、「質問しないと失礼だ!」と思っていて、純粋な疑問ではなく自分のことばかりを考えていたので、それこそ失礼な話です。

しかし、「相手は自分とは違う人間だから、聞いてみないと分からない」と思った時に、どんどん相手に聞きたいことが出てくるようになる。
そして、実際に相手に質問してみると、私が思っていたこととは全く違う深い話を聞けて、「おおー!この方はこんなに美しい考えを持って生きておられるのか!」と相手の美しさを尊敬することができます。

なんか大嶋先生の文章をパクって書いているみたいですが、ほんまなんですよ!
ずっと他人に興味が持てないことが悩みだった私は、「相手に質問する」だけで相手の潜在的な美しさを知ることが出来て、自分の心もその美しさに触れて豊かになっていくことを知りました。

②投影同一視は面白い!

占い師時代に、悩みを相談してくれたお客様に寄り添うと、言わんでも良いことをたくさん言いました。

無意識さんの本の冒頭にも出てきますが、相手の真似をしたり相手に合わせた会話をしたつもりなのに、なぜか私が心配される(笑)

なんでやねん!と思っていたのですが、お互いに投影同一視で自分を相手に投影してしまっていたから、こんな現象が起こっていたのでしょう。
稀にこのHPの「ひとりごと」を読んだ方からも、「福本さん、大丈夫ですか?」とか「それは○〇っていう症状ですよ!」と教えてもらいますが、おい!ってゆう(笑)

いや~、でもこの感覚、分かるんですよ!
だって、私もやってましたもん!

自分の問題は棚上げしているのに、相手の問題を見たつもりになって「それは○〇だから、〇〇した方が良いよ!」って言ってしまう。
自分としてはとても良いことをしたつもりなのですが、何にも分かっちゃいなかった。

逆に、自分が相手に寄り添って「私もこんな体験があってね」と話した時や、相手に問題を自分で気づいてもらおうと相手の話し方を真似した時とかは、後でものすごく後悔してしまう。
これは無意識さんの本で言うところの「美しくない」ことを自分が選択してしまっていたのだろう。

実は私は自分の仕事用デスクの前に『“美しい”選択肢を』というメモを貼っています。

もし「快or不快」や「心地良い」が分からない場合は、「美しい」を基準に選んでみてもよいかもしれない。

そして、認めたくないけれど、誰かに攻撃的な感情が湧いてしまった時、そこには投影同一視という現象が起こっていて、何か自分の中の見たくないものを相手の中に見てしまっている可能性があるということ。

それが良いとか悪いとかは関係なく、とにかく自分が楽になれたらOK!
だから、絶対に投影同一視に気づく必要もなく、絶対に治す必要もないと思っている。

大嶋先生の言うように、ジェットコースターのように乱高下する人生もたしかに楽しかった。
さらに「相手に振り回されたくない!」と頑なに自分の世界を守ろうとするよりは、相手のジェットコースターに乗って「おお!すごいことやってますね!」と一緒に同じ景色を見る方が感動する。

来月1月の読書会のみなさまの感想や気づき、楽しみにしています!

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